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オルガンとカンタータの会演奏会 (2005年12月27日)
 今日の午前中、Y野さんから電話がかかってきました。オルガンとカンタータの会の演奏会へのお誘いでした。今日は特に予定がなかったので、久しぶりにオルガンとカンタータの会の演奏会を聴きに行くことにしました。
 オルガンとカンタータの会には、ずいぶん前ですが何年間か合唱で参加したことがありました。その当時、指揮は今井先生でしたが、今は四野見さんが指揮をしているのですね。合唱のメンバーも当時はグリーンウッドハーモニーの団員が多かったのですが、今はそうではないようです。
 今日の演奏曲目はカンタータ110番と、Es-dur のマニフィカートでした。(何を演奏するかも知らずに聴きに行きました。)カンタータの方は初めて聴くものでしたが、マニフィカートは以前仙台放送合唱団で演奏したの曲なので(仙唱がやったのはD-durの方ですが )、落ち着いて聴けました。
 今日の演奏会では、ソリストを一人に限定せずに、たくさんの人が入れ替わり立ち代りソロやデュエットをしていました。これはこれでおもしろいと思いました。
 でも、バッハの曲は怖いですね、歌い手の力量が明白に分かってしまいます。みんなそれなりに歌える人たちばかりなのですが、それでもバッハを歌いこなすのは難しいようです。音域によって音色が変わってしまったり、それぞれの母音の響きの統一ができていなかったり、音域によって音量のバランスがとれなかったり、やたらにビブラートがかかってしまったり、声量が足らなかったりと、今日の演奏でもそれぞれの歌い手の問題点が歌に如実に出ていました。統一された響きの声で歌い通すというただそれだけのことがこれほど難しいことなのかとあらためて思いました。