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〜もの思いは放課後だけで終わりませんでした〜

飲料水                                                  2010.11.26
 コンビニエンス・ストアで売っているミネラル・ウォーターと、ガソリンや灯油との価格の比較は、ものすごく 極端な例です。同じ水でも、水道水となると、価格が全く違うからです。
 仙台市の水道水の価格は、使用量によって異なりますが、1ヶ月に 21〜50立方メートルの水を使う一般家庭だと、 1L でおよそ 0.2 円です。
 この価格をもとに比較すれば、レギュラーガソリンは水の600倍以上、灯油でも水の300倍以上ということになり、価格の関係という点で、おかしくありません。
 ということは、ミネラル・ウォーターの価格がとんでもなく高いということですね。ただ天然水だというだけで、水道水の800倍以上の価格になっています。
 これは、エコの問題ではありません(経済の問題か、あるいは価値観の問題かもしれません)が、同じ水なのに、これだけ大きな価格の差があるということが疑問です。また、汲んだだけでほとんど加工されていないミネラル・ウォーターが、ジュースやコーヒー・コーラなど製造・加工された飲料と同じような価格で売られているということも疑問です。
 そういった価格設定でも、ミネラル・ウォーターがどんどん売れ続けているというのですから、本当に世の中、どうなっているんでしょうか。

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