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放課後日記

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2010年10月14日(木)
線引き
 今日は2学期初日だというのに、9時過ぎまで学校に残って仕事をしていました。秋休みの宿題のノート類(漢字練習帳と作文帳)の丸付けを終わらせようと思ったのです。ちょっと気合が入って丁寧に見てしまいました。

 教員の仕事には、ここまでやったら終わりというラインがありません。突き詰めようとしたら際限がないのです。
 漢字練習帳の丸付けを例にとってみますと、とにかく簡単に終わらせようとするならば、中身をよく見ないで三重丸なり花丸を付ければいいのです。これだと一人10秒もかからないで済むので、1クラス(計算しやすく30人とすると)5分くらいで終わります。でも、これだと間違った字を書いていても花丸が付いてしまったりして、よろしくありません。また、雑に書いても丁寧に書いても同じ花丸だと子供たちの意欲につながりません。
 そこで、間違いをチェックしよう、丁寧に書いた子は花丸にして、そうでない子は三重丸にしようなんて考え出すととたんに時間を食うようになり、一人当たりの時間が30秒ぐらいかかるようになります。こうなると1クラス分を丸付けするのに15分必要となり、1回10分の休み時間では丸付けが終わらなくなります。
 さらに、間違いをチェックするだけでなく、訂正してやろうとか、お手本となる字を書いてやろうとすると一人当たり1分以上の時間が必要になり、休み時間だけでは間に合わなくなります。
 間違いではないけれど不恰好な字を直してあげたいと思ったり、きれいな字が書けるようにコツを教えてあげたいなどと考えると・・・。漢字練習帳の丸付けでさえキリがありません。
 作文だと基本的に読むだけで何分かかかるので、丸を付けて、コメントを書いて、誤字・脱字を直して、添削指導をしてなどとやり始めると、何時間あっても足りません。結局、どこまでで良しとするか線引きをしないといつまでも仕事が終わらないのです。

 どこまでやってもキリがないので、いつも仕事がスッキリ終わった気がしない、教員とは因果な商売だといつも思います。

2010年10月13日(水)
普通の日記&練習日誌(10月13日)
 今日は教室を片付けたりして何となく1日が過ぎてしまいました。別に遊んでいたわけではないのですが、秋休み最後の一日はあっという間に終わってしまいました。過ぎてしまうと5日間いったい何をしていたんだろう?という感じです。
 明日から2学期が始まります。今日の学校はとても静でしたが、明日からは、また怒涛のような日々が続くことでしょう。

 仙唱の練習は、体育の日の休みをはさんだので1週間ぶりした。前半が私の担当の練習で、後半が淳一先生の練習でした。
 最初に発声練習も兼ねてアルカデルトのアヴェ・マリアを練習しました。曲を使ってパート内の音色を合わせたり、小アンサンブル的な練習をしたりしました。
 次にヴェルディーのアヴェ・マリアを練習しました。曲の前半を中心に、ピアニストに弾いてもらいながらパートの音を確認したり、2声でお互い聴き合いながら歌ったりして精度を上げる練習をしました。
 休憩をはさんで、「銀河の序」のUを練習を始めましたが、程なく淳一先生が到着しました。淳一先生の練習は「銀河の序」のVでした。この曲も久しぶりだったので、各パートの音の確認が多くなりました。前半部分(練習番号8〜14)の練習でした。

2010年10月11日(月)
久しぶりの連休

 3連休が終わりました。秋休みはあと2日ありますが、私は出勤することにしているので、休みは今日で終わりです。(夏休みや冬休みも同じで、子どもたちは休みですが、職員は年次休暇を取って休んでもかまわないというだけで、基本的に出勤日です。)
 
久しぶりに3日も続けて休みました。オペラ公演が終わるまでは、平日に仕事ができない分、土曜か日曜、あるいは両方学校に行っていましたし、オペラ公演が終わってからは、学期末の仕事のために休日返上で仕事をしていました。だから、1日以上学校を休んだのは夏休み以来、初めてのことでした。
 秋休みは終わってしまいますが、これからしばらくは、ごく普通に土曜・日曜休みの生活が送れると思うと、それだけでとてもうれしい気分です。

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