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放課後日記

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2010年10月10日(日)
ペースコントロール

 今日10月10日は旧体育の日、晴れの特定日です。仙台は午前中曇り空でしたが、次第に晴れ間が広がり、午後はすっかりいい天気になりました。朝9時ころに一度目が覚めたものの、うつらうつらしながら午前中を過ごしてしまいました。昨日あれだけたっぷり寝たはずなのに、眠くて仕方ありません。よく、「寝貯めはできない」といいますが、寝不足は溜まるようです。
 
ゆっくりブランチをとって、午後はH.Pの中の「もの思いの帰り道」に、「ケテルビー再考」と題して一文を書きました。昨日は「あいうえ音楽家名鑑」を更新するし、もちろん日記は昨日も今日もきちんと書いています。しばらくH.Pから遠ざかっていて話題が溜まっていたこともありますが、われながらすごい勢いです。

 それで思い出しました。2年近くH.Pを休止していたもう一つの理由です。いろいろと忙しくて書く余裕がなくなったというのがメインの理由ですが、実はもう一つ理由があったのです。それは、「あまりにもH.P運営に熱中し、ほかのことが疎かになるので、意図的にH.P運営から離れた」ということです。「ほかにもっとやることがあるだろう」と考えたのです。
 同じ轍を踏まないようにしなければなりません。H.Pを途切れさせないようにするとともに、熱中し過ぎないように、凝り過ぎないように気をつけなければなりません。というわけで、「こんなにいい天気なのに、家の中に閉じこもってパソコンと向き合ってばかりではいけない」と考えて、「ケテルビー再考」を書き終えてから髪を切りに出かけました。(あれ、これはH.Pに凝り過ぎないようにすることと関係ないですね。)


2010年10月9日(土)
秋休み骨休め

 仙台市内の小・中学校は昨日で1学期が終わりました。思い起こせばここ1ヶ月間は、私にとって怒涛の如き日々でした。

 1ヶ月前と言えば、オペラ本番2週間前で、全ウイークデーがオペラ練習の日々でした。日中はまず普通に授業をして、放課後は全市の6年生が参加する陸上記録会の練習をして、夜はオペラの練習をして・・・の毎日ですから、オペラ練習が終わって家に帰り着くとくたくたで、それ以上仕事をする気力が出ません。当然、ノートやプリントの丸付け、テストの採点などの仕事は溜まる一方です。溜まった仕事を練習のない土・日を使ってやるのですが、そうすると、学期末評価(分かりやすく言えば通信票を書く仕事)の方まで手が回りません。結局、学期末評価は
オペラ本番が終わるまでほとんど手付かずで残ってしまいました。

 オペラが終わってからが、また凄いスケジュールでした。本当はオペラ本番の次の日(21日)が通信票所見の下書き提出日だったのですが、そんなの間に合うはずがありません。3日遅れで所見を提出し、その後は成績処理と評価の方に躍起になって・・・。もちろん通常の授業はしなければならないし、毎日の宿題やプリントの丸付けも、やらないでいると自分の首を絞めることになります。休み時間も放課後も、夜は仙唱の練習にも行かず、土曜日も日曜日も、とにかく懸命に仕事をやり続けました。我ながら、よく倒れないで凌ぐことができたなあという感じです。

 秋休み(土・日と体育の日の3連休にたった2日間プラスしただけですが)は、ゆっくり骨休めしたいと思います。


2010年10月6日(水)
練習日誌(10月6日)

 今日は、前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。先生から、前半は、ヴェルディーのアヴェ・マリアかストラビンスキーのアヴェ・マリア、あるいはクレーの絵本5曲目「黄色い鳥のいる風景」のどれかをやっていてくださいと言われていました。

 今日はピアニストが来れないというので、厳密な音取りをするということより、ある程度音が取れている曲を歌い慣れる練習をすることにしました。
 それで、ストラビンスキーのアヴェ・マリアから始めました。各パートの音は難しくないけれども、全体として捉えどころのない曲なので、まずフレーズの終わりのハーモニーを意識して、そこをハモらせる練習をしました。そのあとは、2パートずつ組み合わせて、お互いを聞き合いながら歌う練習をしました。そのあと、全パートで2回くらい通しました。
 ヴェルディーのアヴェ・マリアは、小返しをしながら、初めから終わりまで2回ほど歌うだけのあっさりとした練習でした。
 休憩をはさんで、「黄色い鳥のいる風景」を練習しました。男声パートに若干、声部の変更点がありますので、練習を休んだ方は確認してくださいね。「黄色い鳥のいる風景」の練習時間のほとんどは、男声の音の確認に費やしました。
 「黄色い鳥のいる風景」の練習の最中に淳一先生がいらっしゃって、そのままこの曲の練習を続けました。先生からは、「36ページの上の段2小節め「水が流れていて〜」がひとつの山場で、そこに向かって音楽が高まっていくように意識して歌ってください」と言われました。そのほかには「ルーやラララで歌うところと、歌詞で歌うところが同じにならないように注意してください」と言われました。
 最後に「銀河の序」のUを小返ししながら練習しました。


2010年10月4日(月)
練習日誌(10月4日)

 1週間(ちょうど中一週間)のご無沙汰でした。放課後日記の更新をします。通信票という山場は越えたものの、学期末の忙しさの真最中ということに変わりはないので、今日は仙唱の練習日誌だけにしておきます。

 今日は、全て淳一先生の練習でした。最初に「クレーの絵本」の《幻想喜歌劇「船乗り」から格闘の場面》
を練習しました。パートごとの音の確認を中心に、8時過ぎまで、1時間以上みっちりやりました。
 先生から、「何度か歌っている間に、楽譜に書かれているディナーミクやアーティキュレーションなどの記号に忠実に歌えるように」と言われました。また、「音取りの段階ではあるけれども、ただのソルフェージュにならずに、言葉のかたまりを意識して歌うように」とも言われました。

 休憩をはさんで、後半は「アヴェ・マリア」を練習しました。ストラビンスキーのものを1回通したあと、ヴェルディーのもの練習をしました。ヴェルディーは、主に33小節以降の練習でした。パート間の音色・音量の統一を中心に練習しました。最後に「銀河の序」のUを通して今日の練習を終わりました。

 次回の練習も「クレーの絵本」「アヴェ・マリア」「銀河の序」の楽譜をお持ちください。

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