今日は淳一先生がお休みでしたので、私が練習を担当しました。練習したのは、前回練習が薄かった188ページ147小節(Vivace Allegro 1小節め)から198ページの曲の終わりまでです。
まず3つのことに注意して53小節まで練習しました。 ひとつめは、冒頭 et expecto の二つのエの母音( et ex )を跳ねないでしっかり音にすること。ふたつめは、Bas. の5小節に現われる音型で、2拍めから3拍めのレ・ファ・ラでひとかたまり、4拍めから次の小節の1拍めのファ・ラ・レでひとかたまりというように、八分音符2つと四分音符というふうにフレージングすること。(Bas. だけでなくこの音型が出てきたらどのパートもそのようにフレージングすること。)三つめは、長く伸ばしている音から次の音に移るときに、エネルギー切れでやっと次の音にたどり着くというようにならないことです。
休憩時間には、オペラ協会から中村優子さん・遠藤晶子さんのお二人がいらっしゃって、今年のオペラ協会本公演(椿姫)への出演依頼のお話がありました。
練習後半は、61小節から最後までをやりました。前半で注意した3つのことに加え、(前回の練習でも注意された)ウの母音(
venturi の tu や、seculi の cu )が浅くならないようにすることにも注意しました。最後の
amen のメリスマは、どのパートもかなり難しいので、歌いこなせるように各自練習してくださいね。
次回の練習は、Sanctus には進まずに、今まで練習してきたところを復習する予定です。
|