今日の午前中、家にいたら Y野さんから電話がかかってきました。今日は冷蔵庫(冷凍庫ではないのに入れたものが凍ってしまうのです。どうやら温度センサーがだめになったようです。)の修理に電気屋さんが来ることになっていたので家にいました。
電話がかかってきたので、電気屋さんからかと思ったらY野さんで、「今日のコンサート聴きにきませんか」というお誘いでした。今日は特に予定もなかったので、久しぶりにオルガンとカンタータの会の演奏会を聴きに行くことにしました。
オルガンとカンタータの会には、ずいぶん前ですが何年間か合唱で参加したことがありました。その時は指揮は今井先生でしたが、今は四野見さんが指揮をしているのですね。合唱のメンバーも前はグリーンウッドハーモニーの団員が多かったのですが、今はそうではないようです。
今日の演奏曲目はカンタータ110番と、Es-dur のマニフィカートでした。(何を演奏するかも知らずに聴きに行きました。)カンタータの方は初めて聴くものでしたが、マニフィカートは以前仙唱で演奏したので(仙唱がやったのはD-durの方ですが
)、落ち着いて聴けました。
ソリストを一人に限定せずに、たくさんの人が入れ替わり立ち代りソロやデュエットをしていました。これはこれでおもしろいと思いました。でも、バッハの曲は怖いですね、歌い手の力量が明白に分かってしまいます。みんなそれなりに歌える人たちばかりなのですが、それでもバッハを歌いこなすのは難しいようです。音域によって音色が変わってしまったり、それぞれの母音の響きの統一ができていなかったり、音域によって音量のバランスがとれなかったり、やたらにビブラートがかかってしまったり、声量が足らなかったりと、今日の演奏でもそれぞれの歌い手の問題点が歌に如実に出ていました。統一された響きの声で歌い通すというただそれだけのことがこれほど難しいことなのかとあらためて思いました。
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