今日は、私の勤務する小学校の学芸会(一般公開)でした。今日は天気がよく、暖かかったので、学芸会日和でした。
学芸会は体育館の中でやるので、天気はあまり関係ないんじゃないかと思われるかもしれませんが、それが大ありなのです。一般的な小学校の体育館は、ステージの後方は壁一枚で屋外という造りになっています。いわゆるパックステージがないので、ステージや客席を通らないで上手・下手を移動するには屋外を通らなければならないのです。また、どこの学校でも、児童の入退場には体育館のステージ横の出入口を使うことが多いのですが、体育館の横の出入口は屋根がないことがほとんどです。つまり、体育館のステージ自体は屋内にありますが、そこまでの移動のために、児童は外を通らなければならないのです。天気が良いと助かるのは、そういう学校の施設の事情があるのです。
寒い日だと暖房を入れなければならないのですが、じつは体育館だとそれも大変です。ジェットヒーターと呼ばれる大型の温風暖房機を使うのですが、広い体育館は暖まりにくいので、朝早くから準備しなければなりません。(午前9時の開会のときに暖まった状態にするためには、約2時間前の7時ころに点火する必要があります。)また、おじいちゃん・おばあちゃんから小さい子供まで、たくさんのお客さんがやって来る学芸会では、火気の取り扱いにいつもより気をつかわなければなりません。だから学校側としては、天気がよく暖かいのは何よりありがたいことなのです。
今日は良い天気に恵まれて、私の担当学年もそうですが、ほかのどの学年も水曜日(学芸会・児童の部)よりもさらにいい演技ができたようです。
仙台市内は今が学芸会シーズンで、今週か来週、学芸会を行うところがほとんどです。今日もたくさんの小学校で学芸会が行われていたことでしょう。
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