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放課後日記

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2010年11月13日(土)
シーズン

 今日は、私の勤務する小学校の学芸会(一般公開)でした。今日は天気がよく、暖かかったので、学芸会日和でした。
 学芸会は体育館の中でやるので、天気はあまり関係ないんじゃないかと思われるかもしれませんが、それが大ありなのです。一般的な小学校の体育館は、ステージの後方は壁一枚で屋外という造りになっています。いわゆるパックステージがないので、ステージや客席を通らないで上手・下手を移動するには屋外を通らなければならないのです。また、どこの学校でも、児童の入退場には体育館のステージ横の出入口を使うことが多いのですが、体育館の
横の出入口は屋根がないことがほとんどです。つまり、体育館のステージ自体は屋内にありますが、そこまでの移動のために、児童は外を通らなければならないのです。天気が良いと助かるのは、そういう学校の施設の事情があるのです。
 寒い日だと暖房を入れなければならないのですが、じつは体育館だとそれも大変です。ジェットヒーターと呼ばれる大型の温風暖房機を使うのですが、広い体育館は暖まりにくいので、朝早くから準備しなければなりません。(午前9時の開会のときに暖まった状態にするためには、約2時間前の7時ころに点火する必要があります。)また、おじいちゃん・おばあちゃんから小さい子供まで、たくさんのお客さんがやって来る学芸会では、火気の取り扱いにいつもより気をつかわなければなりません。だから学校側としては、天気がよく暖かいのは何よりありがたいことなのです。

 今日は良い天気に恵まれて、私の担当学年もそうですが、ほかのどの学年も水曜日(学芸会・児童の部)よりもさらにいい演技ができたようです。

 仙台市内は今が学芸会シーズンで、今週か来週、学芸会を行うところがほとんどです。今日もたくさんの小学校で学芸会が行われていたことでしょう。


2010年11月10日(水)
練習日誌(11月10日)

 今日は前半が私の担当の練習、後半が淳一先生の練習でした。淳一先生に、ストラビンスキーのアヴェ・マリアを練習しておいてくださいと言われていたので、それから始めました。

 まず u と o の中間の丸い口形で母音唱する練習をしました。(前回の淳一先生の練習で、アルカデルト・ヴィクトリア・ヴェルディーのアヴェ・マリアを u で歌う練習をしました。ストラビンスキーも同じようにと言われたのですが、u で歌うように言うと、浅い u 、深い u 、i に近い u など
、人によってさまざまな u のとらえ方があるので、u と o の中間の丸い口形ということにしました。)各パート内の音色、パート間での音色をそろえるように注意して歌いました。次に、口形を変えずに a と歌うつもりで母音唱をしました。次に、歌詞から子音を取って発音する母音唱で練習しました。最後に楽譜の歌詞どおりに発音して歌いました。
 休憩後は、「クレーの絵本」の練習でしたが、まずは《あやつり人形劇場》を、ストラビンスキーのアヴェ・マリアと同じように練習しました。
 次に《階段の上の子供》を少しゆっくりめのテンポで1回通しました。途中で淳一先生がいらっしゃいました。

 淳一先生の練習は、引き続き《階段の上の子供》でした。10ページ以降の部分をスタッカートで歌って、瞬時に正しく音程をつかむ練習、発音のタイミングをそろえる練習をしました。
 残った時間で、ストラビンスキーのアヴェ・マリアを練習しました。音楽的な指示として、原則的に歌詞のコンマ( ,)までをワンフレーズとしてつなげて歌う(息が続かないときはカンニングブレスでつなげる)ように言われました。ちなみに、8小節と9小節の間( : )は切らないとのことです。


2010年11月8日(月)
練習日誌(11月8日)

 今日はすべて淳一先生の練習でした。軽く発声をした後、アルカデルトのアヴェ・マリアから始まりました。ゆっくりめのテンポで u の母音唱をして、各パートの音程や音色をそろえたり、パート間のバランスを取ったりする練習をしました。
 次のヴィクトリアのアヴェ・マリアでも、その次のヴェルディーのアヴェ・マリアでも同じような方法で練習をしました。

 音楽的な指示としては、ヴィクトリアのアヴェ・マリアで、20小節から f 、24小節から p 、28小節から f 、30小節から p というふうにすると言われました。また、31小節と32小節の間で切れないで、33小節までフレーズがつながるようにと言われました。
 前半の練習はアヴェ・マリア3曲でした。
 休憩をはさんで、後半はまず「銀河の序」Uの練習でした。曲の冒頭からの練習でしたが、以前に何回か練習した曲のはずなのに出来が悪く、特にテノールTがあまり歌えていないということが露呈してしまいました。(私個人もおさらいが必要と痛感しました。)
 「銀河の序」Uを一通り最後まで歌った後、「銀河の序」Vの練習番号10の前のところまでを歌って今日の練習を終わりました。

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