戻る

放課後日記

<<最初のページ <<前のページ | 次のページ>> 最後のページ>>  
2005年7月2日(土)
リコーダー

 今日、「もの思いの放課後」を更新して、「リコーダー」について書きました。小学校の現場では当たり前に思われていることでも、別の視点から見てみると不思議に感じることがあります。「もの思いの放課後」の最初に書いた「修礼」もそうですが、今回の「リコーダー」も前々から不思議だと思っていたことです。私は毎日、学校にいるわけですが、学校の中で当たり前だと思っていることでも、常に何故だろう?と不思議に感じる感覚を忘れないようにしたいと思っています。そのためにも、やはり学校以外の場で活動すること(私にとっては仙唱で活動すること)はとても大切だと感じます。
 「もの思いの放課後」については、読んで思ったこと感想などを、短い文でかまいませんので、White Board に書き込んでくださるとうれしいです。私は読んでくれた皆さんがどう感じるかも知りたいと思っています。


2005年6月29日(水)
練習日誌(6月29日)

 今日は、予定通り Sanctus の練習でした。先生が来る前に207ページ48小節まで一通りさらっておこうと練習を開始したのですが、202ページ23小節あたりまでしか進まず、それ以降は1回歌っただけで淳一先生の練習になりました。
 先生はパート一つずつ取り出して歌い方を練習しましたが、一つのパートに言われたことでも、全体に適用できると思われる注意を記しておきます。
  Sanctus の S の発音は子音を空中に放り投げるように。(具体的には、子音を飛ばすようにということですが、その方向性がただ前にではなく、前方のできるだけ上のほうに子音が飛ぶように意識してということだと思います。)
 Sanctus の n をちゃんと入れるように。(サンクトゥスの 「ンク」 がちゃんと聞こえるように意識して発音すること。)
 小節線をまたぐときに別物にならないようにつなげて。(上3声 1小節〜2小節、2小節〜3小節、Alt. 2声と Ten. 7小節〜8小節、8小節〜9小節など) 
 Sanctus を連続する三連符のメリスマで歌う部分(上3声の3小節から4小節にかけて、Alt. 2声と Ten. の9小節から10小節にかけてなど)では、三連符の歌い方に音楽がどこに向かっていくか方向性が見えるように。(ただ音符を並べただけのような歌い方をしない。)
 Bas. だけの注意ですが、オクターブ跳躍の上の音を Bas. らしい声で歌うように言われました。(ふだんは、「Ten. のような声で
」「薄い声で」などと言われることが圧倒的に多いのに、今日は珍しく「Bas. らしい声で」という注意でした。オクターブ跳躍の下の音はあまり鳴らさないでということでした。)

 次回も Sanctus の練習(207ページ以降を中心に)の予定です。


2005年6月27日(月)
練習日誌(6月27日)

 遅れて8時近くに1スタに入っていったら、Et resurrexit の練習が終わり、Confiteor の練習に入るところでした。ということで今日の練習日誌は、Confiteor についての注意です。

 曲の前半での注意は、in remissionem の歌い方についてです。最初の四分音符4つはスタッカート気味でいいけれど、4つ全部が同じにならないように言葉が生きるようにすること。(具体的には in はかなりスタッカートが強めでもいいが、re-mis-si-o- は切れすぎないように)

 今日は186ページの Adagio 以降を重点的に練習しました。Alt. はこの部分かなり低い音域で歌っているので、Alt. を聴きながら(Alt. が聞こえる音量で)歌うように言われました。特にTen. は音域が高いので立派な声になり過ぎないように、柔らかい発声を心がけるように言われました。
 そのあと、各自楽譜を見て、他のパートと同じ音で歌っている箇所に鉛筆で丸印をつけてチェックするように(他のパートと同じ音だと意識するように)言われました。そしてそれを意識しながら何度か Adagio を歌いました。
 188ページ Vivace e Allegro に入ってからの注意は、190ページ Expecto の入りは声が沈みこまないように、Ex- から pe に上向きの響きで歌うこと。Ten. 27小節の音形はっきり出して。28小節に入って緩まないで mor-tu-o のところまで持っていく。( Ten. に言われたことですが、他のパートも同様だと思います。)
 192ページ 40小節 Alt. から始まる resurrectionem のメリスマでは、cti- から o にかけて(四分音符の四つめから最初の8部音符にかけて)が切れないように。193ページ下の段に入ってテンポ緩まないように。
 195ページでは、Alt. の69小節 ・ Sop.Uの 71小節 ・ Sop.Tと Ten. の73小節 ・ Bas. の75小節に出てくる音形がくっきりと聞こえたいので、それ以外の音(特に長く伸ばす音)は控え目に。196ページ85小節 Ten. の venturi 入りをはっきりと。197ページ amen のメリスマは、八分音符のかたまり一つごとに音楽が高揚していくように。

 今日の練習の全体に関わるおもな注意は、以上のようなものでした。

 次回の練習は、Sanctus の予定です。

- 17 -