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放課後日記

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2005年7月17日(日)
ハッピーエンドの逆の言葉

 昨日、オペラの練習の休憩時間に、周りにいた人たちに「ハッピーエンドの逆の意味の言葉って何て言うんでしょう?」と聞いてみました。みんな「えっ」と言ってしばらく考えたりして、すぐには答えが出てきませんでした。
 じつは昨日、オペラの練習に行く前に「もの思いの放課後」に新しいエッセイを書こうとしてパソコンに向かったものの、
そこで使いたい「悲劇的な結末」をずばりと一言で表す単語が見つからず書きあぐねていたのでした。けっきょく、オペラの練習に来ていた人たちからもこれといった解答が得られず、仕方がないので、探していた単語は使わずに別な表現で書くことにしました。(しっぽさんには、それについて載っているHP http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1078202 を紹介されました。そのページにはさまざまな表現・言い回しが書いてありましたが、どれもあまりなじみのない言葉だったので使うのはやめました。)
 ということで苦労した最新エッセイ「悲劇」をアップしました。エッセイの日付は昨日(16日)になっていますが、上に書いたようなことで時間がかかってしまったので、実際にアップしたのは今日の午前2時頃でした。
 「悲劇」は3回くらいの連載になる予定です。少し連載の間隔を詰めて、書きたいことを忘れないうちに書こうと思っています。どうぞお楽しみに。


2005年7月15日(金)
3000人突破

 帰ってきて19:50頃パソコンを開いたら、「放課後の音楽室」のカウンターは3003番になっていました。残念ながら WhiteBoard への記念の書き込みがないので、3000番めの来訪者さんもどなたなのか分からないままになりそうです。(カウンターの記録を見ると18:00〜19:00にいらっしゃった方でした。)
 2000人突破が5月31日でしたので、今回は45日間で1000人(一日あたり22〜23人)のペースでした。みなさんのご愛顧、どうもありがとうございます。
 仙唱の練習のときに何人もの方から「練習日誌があって、本当に助かります。」と声をかけていただきました。自分がしていることが誰かの役に立つというのはうれしいことです。これからも練習日誌は(私が練習に出席したときは)欠かさず出すようにがんばっていきたいと思います。今後とも「放課後の音楽室」をどうぞよろしくお願いします。
 あ、もちろん仙台放送合唱団員でない方が読んでも楽しいページになるように(特にエッセイ「もの思いの放課後」などは)心がけています。どうぞ雑誌の音楽関係の連載エッセイでも読むつもりでご覧になってください。 


2005年7月13日(水)
練習日誌(7月13日)

 今日は前半が私の練習で、後半が淳一先生の練習でした。前半・後半とも Pleni sunt を中心に練習しました。

 前半は音の確認、定着をねらった練習をしました。最初にウォーミング・アップ代わりにゆっくりなテンポで2回ほど通しました。そのあと1小節を1拍振りにしたり、テンポを速くしたりしながら曲前半(104小節1拍めまで)を何度か歌いました。そうしているうちに人数もかなり揃ってきたので、男声・女声分かれての1回めの練習を12分ほど行いました。集まって全体で曲前半を2〜3回歌ったあと、また男声・女声分かれて今度は曲後半(104小節以降)の練習を15分ほど行いました。曲後半の全体練習では153小節以降のアンサンブルを練習しました。下4声の縦をそろえる練習、Sop. 2声を合わせる練習をして、そのあと各パートのバランスを取りました。(158小節以降、Bas. が主役なので、Bas. を聴くようにということと、Sop.T・U が非常に長いメリスマを歌っているので、それが聞こえるような音量で、という注意をしました。)

 後半は淳一先生が引き続き Pleni sunt の練習をしました。先生は、79小節からのSop.T・U、84小節からの Alt.T・U、105小節からの Sop.U と Alt.T、119小節からの Sop.Uと Alt.U、125小節からの Sop.Uと Ten. などのように縦がそろった部分を取り出し、アンサンブルを整える練習をしました。そのあと153小節以降の練習をしました。(私が言った注意とほとんど同じことを注意されました。私としては自分が言ったことは間違っていなかったとホッとしました。)
 そのほかの注意としては、Sop.T・Uは、153小節からエンディングまでずっとクレッシェンドしていくつもりで歌うということと、Bas. と Ten. は、167小節の3拍めの八分音符を硬めにしっかり歌う、同じく Sop.T・U も3拍の裏の十六分音符を硬めに歌い、リズムが出るようにするということを言われました。
 最後に Gloria in excelsis を1度歌って今日の練習を終わりました。

 7月18日(月)は、海の日(祝日)で練習はありません。次回の練習(7月20日)は、Gloria を練習する予定です。


2005年7月12日(火)
プロムジカ女声合唱団

 プロムジカ女声合唱団のコンサートを聴いてきました。いやあ、凄いの一言です。あそこまで緻密なハーモニー、一糸乱れぬアンサンブルを聴かされては言葉もありません。
 小さい頃から訓練されてきた若い同年代の女性ばかりということで声は揃っているし、力のある指揮者のもとで十分な練習をしているようだし、団員全員が指揮者に全幅の信頼
を寄せて音楽作りしているし、怖いものなしっていう感じですね。ヨーロッパ・グランプリを獲得したヨーロッパ最高の合唱団というのも頷けます。
 今日は、チケット代2000円が安いと思える、聴かなきゃ損!のコンサートでした。


2005年7月11日(月)
練習日誌(7月11日)

 今日は淳一先生の練習で、et expecto(188ページ〜198ページ)と、Sanctus 全曲と、Kyrie(第T、第U)をやりました。

 最初に et expecto をやりましたが、前半は一度通しただけで、61小節以降を何度か練習しました。おもにTen.への注意ですが、全体に共通すると思われますので記します。Ten.の73小節〜75小節(他のパートにも同じような音型の部分がある)は遅れるので、丁寧かつ大胆に歌うように。そのあとの部分で、 amen の -men の方にアクセントがつかないように。

 続いて Sanctus の練習をしました。全体に共通する注意としては、サンクトゥスの「ンク」を常に意識してしっかり発音するようにということ、語尾の四分音符( sanctus の -ctus や、Dominus の -nus や、sabaoth の -oth に四分音符が割り当たっているとき)は、いい加減に短くならないように音価どおりに歌うということを言われました。
 また、17小節から6小節間と35小節から6小節間の部分では、Bas. 以外のパートは、音が動くパートをよく聴いて歌うようにと言われました。
 Pleni sunt の部分(48小節〜)では、1小節一振りで3拍子を感じて歌えるようにということと、ヘミオラは他のパートに関係なく2拍子を感じて歌うようにということを言われました。

 後半は、Kyrie の練習をしました。
 KyrieTはおもに前半部分を練習しましたが、注意としては、冒頭4小節は、大きな声と言うより、重い響きの声で歌うように。テーマの歌いだしは、(フレージングやアーティキュレーションは前の指示通りだけれども)切れすぎたり、重くなったりせずすっきり歌うように。62小節〜64小節の下3声は、四分音符の長さ・タイミングを合わせるように。72小節の最後の和音は、Ten. 以外のパートがしっかり音を鳴らして、Ten. はそこに納まるような音量と音程で。
 KyrieUは、テーマの歌い方をかなり重点的に練習しました。テーマ歌いだし2つめの音、響き前へ。3つめの音、音が死なないように。9番めの音(最高音)、押さないように。キリエの「キ」の発音はウムラルトのような縦系の発音に。
 そのあと、51小節〜52小節のアンサンブル(音の受け渡し)の練習をしました。

 次回、水曜日は Pleni sunt (207ページ〜)の復習からやります。

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