今日は椿姫の1回めの立ち稽古がありました。今年は、いつもより音楽稽古が早めに始まったし、練習回数も多かったので、暗譜がかなりできており、舞台での動きの方に集中することができました。
今日は一幕の合唱が関わる部分の動きが付きました。恵川先生の演出は一昨年の「ラ・ボエーム」のときと同じように合唱団を細かくグループ分けして、グループごとに動きを決めていく綿密な方法です。私は4−Aのグループで「貴族ではないが、それなりにお金を持っている社交界の中堅どころ」という設定です。けれども、言われてすぐにパリの社交界の常連のような立ち居振る舞いができるわけがありません。みんなの動きもぎこちなく、ついつい、いつもどおり日本の庶民として動いてしまっているようでした。
恵川先生からは「皆さん、3ヶ月のうちに立ち居振る舞いを上流階級らしくしてくださいね。」と注文が出ました。
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