今日は前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。 Kyrie の練習ですが、前半はやはりどうしても人の集まりが悪いので、4声の第2
Kyrie の方から練習を始めることにしました。
最初に1回通してから、パートごとにテーマの歌い方の練習をしました。どのパートもテーマの冒頭から3つめの音(Ky-ri-e
の e にあたる音)の響きがいつも冴えないので、その音がいい響きになるように練習しました。(言葉の語尾に当たる音ですが、フレーズとしてはこれから上昇する起点になる音なので、いい響きにしたかったのです。)
そのほかの注意として、歌いだしの Ky-ri-e の Ky の発音は、息を止めておいて爆発的に発音するのではなく、息を流してスムーズに発音すること、逆に、シンコペーションのリズムで現われるKy-ri-e
(Bas. 31小節、Ten. 32小節、Alt. 32小節、Sop. 33小節)のKy の発音は少し爆発的になってもいいからくっきりと、ということを言いました。
だんだん人数もそろってきたので、第1 Kyrie の練習に移りました。まず冒頭の4小節の練習をしました。ここでの注意は、下3声1小節と2小節の3拍め四分音符は、音符の長さを守ってdim.
することなく強く歌いきること、Sop.Uは1小節から2小節に移るところなだれ込まないで区切って、同じく
Sop.Tも2小節から3小節に移るところ区切って、と言いました。 Kyrie のKy の発音は爆発的になってもいいから強くと言いました。
ここまででかなり時間が経っていたので、30小節から最後までは一通り歌って休憩にしました。
後半は淳一先生が、第1 Kyrir の練習をしました。まず冒頭4小節では、Kyrie のKy の発音のニュアンスについて言われました。「一生懸命発音しているのは分かるが、ちょっと乱暴に聞こえる」「憐れみたまえという意味なので、強くと言うより深く発音する」というような趣旨でした。またこの4小節間でKyrie と3回歌うわけですが、その3回が別々にならないで、1回めの音量・ニュアンスを引き継いで2回めを、2回めを引き継いで3回めを歌うようにということも言われました。
30小節からは、どのパートも、ただ音符を並べて歌うのではなく、言葉の区切りやフレージングを考えて、音楽の流れが分かるように歌うということを言われました。
次回の練習も引き続き Kyrie をやる予定です。(15日はお盆休みになるので、次回の練習は、17日です。)
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