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放課後日記

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2005年9月18日(日)
集中力

 昨日・今日と続けてオペラの練習がありました。昨日は恵川先生の通し稽古前の最後の練習、今日は末広先生の練習でした。昨日の練習から合唱団の練習への集中力が高くなっているのを感じましたが、今日の末広先生の練習では集中の度合いがまたさらに高まったようです。
 オペラの稽古(みんなで何か一つのものを作り上げる作業)は怖いもので、集中力がなく弛んだ空気が支配しているときは、いくら時間をかけてもさっぱり上手くなりません。ところが、全員が緊張感を持って練習に集中すると、明日にでも本番を迎えられそうな完成度の高い舞台の世界が出現します。そうなってくると俄然練習が楽しくなります。
 昨日と今日の練習で合唱団が一皮むける兆しが見えたような気がしました。次回のオペラの練習が楽しみです。


2005年9月14日(水)
練習日誌(9月14日)

 今日は私が練習を担当しました。久しぶりに NHK の1スタでの練習でした。 Confiteor の123小節(Adagio の3小節め)から始めました。

 この部分は音の頭だけをスタッカートで歌う方法で、
縦をそろえたり、構造を明確にしたりする練習をしようと思いました。ところが137小節までやってみましたがなかなかうまく行きません。Sop.U から、音がまだ取れていない新メンバーがいるのでスタッカート唱は難しいと申告があったので、普通の歌い方に戻し、Sop.U の音取りに重点を置きながらアンサンブル練習をしました。146小節までで前半が終わりました。
 後半は最初の20分ほど、Sop.U に別室で198ページまでのパート練習をしてもらいました。その間、残ったメンバーは Crucifixus を練習しました。Crucifixus の cr を鋭くしっかり発音すること、151ページに入ったら p の発音を意識的に前に飛ばすこと、ただ音符を音にするのではなく、各フレーズをどのように歌うかそれぞれ自分なりの考えを持って歌うことなどに注意して、何度か練習しました。
 Sop.Uが戻ってきてから Confiteor の146小節以降を練習しました。テンポに遅れずメリスマを歌い切ることを主眼にして繰り返し練習をしました。
 最後に今日やった123小節から曲の終わりまでを通して練習を終わりました。 


2005年9月12日(月)
練習日誌(9月12日)

 今日は淳一先生の練習で、予定通り Confiteor をやりました。

 まず16小節までの部分で、パートごとにテーマの歌い方の練習をしました。原則として、歌詞がコンマで区切ってあるところは切って、それ以外はつなげて歌うということです。(特に気をつけるのは、4小節の Sop.T、6小節の
Sop.U、9小節の Ten. です。切るのが癖になっているようですが、つなげるようにということでした。)また、con から fi にかけてオクターブ跳躍するところは二つが別物になってしまわないように con から fi に働きかけて。unum の u は少し強調して長めに歌う。ということも言われました。
 16小節以降も少しずつ区切って歌い方の練習をしていきましたが、Sop.U に、Alt. から新しいメンバーが加わったので、その音取りも兼ねて Sop.U の練習にかなり重点が置かれました。
 121小節(Adagio)からは、p で、全部ウの母音で歌ってハーモニーを整える練習をしました。いくつかのパートの組み合わせでアンサンブルをして、音量のバランスをとったり、音程をそろえたりしました。
 最後に146小節以降をさらっと練習しました。ここでは、歌いだしの二つの音を上向きにと言われました。(最初の音から二つめの音を歌うとき、下に押さえつけるような歌い方をしないで、上昇のエネルギーが感じられる歌い方にするということのようです。)

 次回は、Confiteor をもう一度練習し、時間があれば Et incarnatus est 、Crutifixus に戻って練習をする予定です。

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