戻る

放課後日記

<<最初のページ <<前のページ | 次のページ>> 最後のページ>>  
2005年10月19日(水)
練習日誌(10月19日)

 今日は淳一先生が都合悪く、私が練習を担当しました。予定通りに第1・ 第2 Kyrie と Gloria をやりました。

 集まったパートの人数バランスから、最初に4声の第2 Kyrie をやりました。
発声も兼ねていたので、まずは一番声の出しやすい音量( p にこだわらない)で、2回ほど歌いました。そのあと各声部のテーマの歌い方を少し練習しました。テーマの冒頭3つめの音は Kyrie の語尾ではあるけれど、音楽的にはeleison へ向かう音でもあるので落ち込まないようにということと、eleison の四分音符も前からの勢いで流れるように歌うことを注意しました。
 テーマを練習したあと音量に気をつけ、mp 以上にならないように注意しながら2回ほど歌いました。次に音楽の構成として、31小節あたりから前半の山場で、35小節で一度収まり、35小節のAlt. から第2章が始まるように新たな気持ちとスッキリした声で歌い出すように言いました。最後に音量が mp より大きくならないことに注意しながらも、曲の構成(前半の山場・後半の山場をどのくらいの音量にするか。そのためにどのくらいの音量で歌い始めれば良いかなど)を考えて通して歌いました。
 人数も集まったので、第1 Kyrie の練習に移りました。冒頭の8小節をまず復習しました。下3声がしっかり支え、Sop. 2声がその上に乗るようにする練習をしました。Sop. は上昇の八分音符が重くならないように注意しました。また、Sop.U、Ten. 、Bas. の3小節め最後の八分音符が気の抜けた音にならないようにそろえてしっかり歌うように言いました。
 30小節からはテーマのアーティキュレーションをはっきり歌うことと、mp 以上の音量にならないように歌うことに注意して繰り返し何度か練習しました。58小節の Ten. 以降、入りの音量を極力抑えること、同じく112小節の Alt. 以降も入りの音量を極力抑えることを注意しました。

 後半は Glora の練習をしました。45ページ20小節からの et in terra pax のメリスマ部分を細かく練習しようと考えていましたが、最初に通したときかなり良い出来だったので、それはやめて何度も歌い込む練習をする事にしました。
 冒頭から100小節までは、八分音符で glo と歌うところでぶつぶつ切れないで歌うように心がけて何度か繰り返し歌いました。45ページ以降では、39〜46小節のところで et in terra pax と3回繰り返すのが途中でエネルギーが抜けないでだんだん高まるように歌う練習をしました。
 午後8時45分頃かなり大きな地震があり、練習を続けることに不安があったので、少し早かったのですがそこで練習を終わりにしました。


2005年10月17日(月)
練習日誌(10月17日)

 今日は淳一先生の練習でした。私が30分ほど遅れて練習会場の県民会館402リハーサル室に入ると、Sanctus の練習中でした。

 Sanctus の練習はおもに Bas. と他の上5声との音量バランスを整えることでした。Bas. の動きはちゃんと聞かせたいのだけれども、Bas. ががんばって聞こえるような音量で歌うのではなく、上5声が Bas. を消さないような音量に調整するようにということでした。また、203ページに入ってからは四分音符の Sanctus で呼び交わすように聞こえたいので、四分音符の Sanctus の方をしっかり歌い、3連符のほうは優雅に歌うように言われました。29小節4拍め Alt.T、30小節2拍め Ten. 、30小節4拍め Sop.U(そのあと31小節2拍めのALt.T・U以降も同じ)の入りは、最初の Alt.Tを基準にして、前のパートの歌い方を模倣する形で歌うように言われました。
 207ページからの、Pleni sunt のテーマの歌い方は、十六分音符の gloria のところが一番輝かしくなるようにと言われました。また、ple-ni sunt coe-li et ter-ra と全部八分音符で歌うとき、同じ強さの音符が並ぶのではなく、sunt から coeli に働きかけが欲しいし、et から terra に働きかけが欲しい、と言われました。
 Osanna はダブルコーラスの配置で歌いました。一度通したあと、第1・第2コーラスともメリスマの部分の復習をしました。最後にもう一度通して休憩になりました。

 休憩後は Kyrie の練習でした。第1 Kyrie の冒頭部分は下4声がしっかり歌い、Sop.Tはその上に乗る感じで歌うように言われました。また、Sop.Uも、八分音符で上昇するところがあまり重くならないように言われました。
 7小節からはパートごと丸くなり、パート内の声を聴き合いながら歌う練習をしました。同じようにして第2 Kyrie も練習しました。淳一先生が言うには、Kyrie は、p 大きくても mp の音量を基本とした音楽作りをするので我慢してください。とのことでした。

 次回は第1・第2 Kyrie を少し復習してから Gloria の練習をする予定です。

- 33 -