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放課後日記

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2006年1月28日(土)
有頂天ホテル

 今日、前から楽しみにしていた映画「有頂天ホテル」を見てきました。2週間前(1月14日)に封切られたので、一刻も早く見たかったのですが、定演が終わるまではとても映画を見に行く余裕がありませんでした。
 いつもながら三谷幸喜脚本はすごいですね。これでもか!というくらい複雑に張り巡らされた伏線がラストに向かって収斂していく様は、見ていて思わず唸ってしまいます。よくできた脚本で、三谷幸喜は本当に頭のいい人だと感じさせられます。
 でも、個人的な好みを言わせてもらえば、私は前作「笑の大学」(三谷幸喜脚本 星護監督)の方が好きです。シンプルなつくりの「笑の大学」に比べ、「有頂天ホテル」は登場人物が多く伏線が複雑で、それが見事に大団円を迎える構成力に唸らされるのですが、その見事さゆえに作り物臭さを感じてしまうからです。
 でも、この映画にリアリティーを求めるのではなく、映画という舞台で演劇を見ているのだというふうに発想を変えれば、これはこれで完成度の高いエンターテイメントだと思います。登場人物が誰も不幸にならず、見ているこちらも前向きな気持ちになれるお薦め映画です。


2006年1月25日(水)
練習日誌(1月25日)

 今日は前回歌ってから13ヶ月ぶりとなる「天の船」の練習でした。前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。
 私の練習では、久しぶりに歌う曲だし、今回初めて歌うことになるメンバーもいるので、曲の最初から、ある一区切りを1パートずつピアノで音を確認してもらいながら歌いました。全パート確認が終わったらその一区切りを合わせて、次の一区切りに進むという形で練習しました。12ページ86小節までいって休憩を取りました。
 休憩後、21ページ160小節あたりまで練習したところで淳一先生がいらっしゃいました。先生は最初に戻りまず一度全曲を通しました。そのあと13ページ102小節からの部分を中心に練習しました。


2006年1月24日(火)
日常

 定期演奏会が終わって、二日経ちました。仙台放送合唱団の一員である私にとって、定演は大きなイヴェントだったのですが、職場ではごく普通の週末が過ぎ、月曜日そして火曜日が終わったというだけのことです。
 あんなに感動的な演奏会を終えた次の日、眠気と疲労感ををこらえて授業をする全く別人の自分がいる。昨日はなんだかとても不思議な感覚でした。つい昨日のことが夢のように思えるし、あるいは今が夢のようにも思えて現実感がないといった感じでした。今日になってやっと演奏会の興奮も納まって、日常が戻ってきたという感じがしました。
 明日から、次の演奏会に向けて「天の船」の練習が始まります。合唱団にもまた日常が戻ってきます。

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