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放課後日記

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2006年2月10日(金)
板橋健独唱会

 今日、板橋先生の演奏会「板橋 健 独唱会 〜声による表現の可能性を求めて〜 」を聴いてきました。二部構成で前半がヘンデル、シューマン、R.シュトラウス、ヴォルフなどの歌曲、後半が日本の歌曲というプログラムでした。
 正直言って聴くのが辛い演奏会でした。私が大学で初めて声楽の授業を受けたのが板橋先生でした。だから、先生のお人柄はよく知っているつもりです。先生の音楽に取り組む姿勢は誠実で、嘘やハッタリがありません
。また、常に練習・研究を怠らず、研鑽に励んでいらっしゃいます。私も歌を歌う者の端くれですが、板橋先生は声楽家として尊敬できる方だと思っています。でも、私は先生の歌は好きになれないのです。聴いていいなあと思えないのです。
 板橋先生の歌い方は子音を発してから声が鳴るまでに時間がかかります。そのため、私には音楽がフレーズとしてつながって聞こえないのです。また、音量は常に控えめで、抑制の効いた声で歌われるので、物足りなさを感じてしまいます。今日はかなり声の調子が悪かったらしく、いつもに増してその傾向が強かったので、歌を歌として楽しんで聴くことができませんでした。
 演奏者の人間としての好き嫌いと、実際の演奏の好き嫌いがすっかり乖離してしまって、聴いていて辛いだけでした。


2006年2月8日(水)
練習日誌(2月8日)

 今日は淳一先生が都合がつかず、私の練習でした。先生から、前回と同じように合唱団をいくつかのグループに分けてアンサンブルをやるように言われていました。今日は、Sicut cervus のアンサンブルを中心にやりました。

 まず最初に発声と前回の復習を兼ねて、Super flumina Babilonis を練習しました。3回ほど通して歌ったあと、パート間の音量のバランスや入りのニュアンスの統一などに注意して何度か歌いました。
  Sicut cervus の練習に移りました。この曲もまず3回通して歌いました。次にスタッカート唱で縦を意識して2回ほど練習し、また普通の歌い方で2回歌いました。ベースが2人しかいなかったのでグループ分けを先延ばしして全体練習をしていましたが、ベースが4人になったのでグループ分けをして、休憩を取りました。
 休憩後、グループごとの練習時間を20分間取りました。そのあと、集まって
グループごとの発表を聴き合いました。全体でもう一度 Sicut cervus を通しました。
 
 最後に「天の船」を通して今日の練習を終わりました。(忘れないようにと思って「天の船」も通しましたが、出来はよくありませんでした。次回は「天の船」のパート練習も必要だと感じました。
) 


2006年2月6日(月)
練習日誌(2月6日)

 今日は淳一先生の練習で、Super flumina Babilonis を中心にやりました。最初に全体で軽く練習したあと、12〜3分間パート練習の時間を取りましました。
 集まって全体で合わせたあと、今度は合唱団を3つのグループに分けて、グループごとにアンサンブル練習を20分ほど取りました。
 休憩のあと3つのグループごとに練習の成果を発表し、演奏を聴き合いました。そのあと、また全体で練習しました。
 Sicut cervus
もごく軽く練習し、最後に「天の船」を通して今日の練習を終わりました。

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