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放課後日記

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2005年4月16日(土)
シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン・アカデミー合唱団
 新学期が始まって昨日がちょうど一週間めでした。さすがに疲れが蓄積していたようで、昨夜は帰って来るなり寝てしまいました。
 今朝9時半過ぎに起きてみると、服を着たまま電気も点けっぱなしで寝ていました。10時過ぎに朝食をとって洗濯機を回したらまた眠くなってウトウトし、「もの思いの放課後」を
書いてはウトウトし、3時近くに昼食をとってはまたウトウトして・・・。気がついたらもうすぐ5時です。「せっかくの演奏会だけど、途中で寝そうだな」と思いながら地下鉄でイズミティに向いました。
 ところが目の覚めるような演奏とはこのことで、最後まで全く眠くならずに演奏会を聴き終えました。第一声を聴いてまず思ったのは、「声がよく鳴っている」ということです。プロの合唱団だから当然といえば当然なのですが、一人一人が声楽的にしっかりしていて、フォルテの部分も一生懸命歌っているというより、よく響いて鳴っているという感じなのです。もちろんピアニッシモの部分もとてもいいバランスで崩れがありません。音色もよく揃っていますが、無理に揃えているという感じは受けず、各自が声楽的に正しい歌い方をしたら、結果的に音色が揃ってきたというふうに自然に聞こえました。そういう声で自分たちの十八番のシューベルトやブラームス、シューマンを歌うわけですから、素晴らしくないはずがありません。
 私は、ドイツ・ロマン派の合唱曲はあまり好きな方ではないのですが、今日は全く退屈せずに聴くことができました。プログラムの中の「スペインの歌芝居 op.74 」(シューマン)は、私も学生時代に学内演奏会で歌ったことがありました。そんなことはすっかり忘れていましたが、今日、曲を聴いて思い出し、懐かしく思いながら聴きました。それもあって、とても楽しい演奏会でした。

2005年4月13日(水)
仕事が溜まってしまいました
 今日は合唱団の練習をお休みしてしまいました。明日午後から出張(私の業界では校外勤務といいます)が入っているので、今日中に金曜日締め切りの仕事に目途を付けておかなければならなかったのです。(8時半過ぎまで職場にいて、今帰ってきました。)
 3月末から、淳一先生が練習に来られなくて私が練習を担当することが多かったのですが、それを言い訳にして仕事をサボっていたので、その付けが回ってきました。かなり仕事を溜め込んでしまいました。今日から週末にかけてしっかり働いて、できるだけ終わらせようと思います。
 ということで、すみませんがどなたか今日の練習内容を簡単でいいのでお知らせください。よろしくお願いします。

2005年4月11日(月)
練習日誌(4月11日)

 職場を出るのが遅くなって、7時半過ぎに練習会場に着いたときにはもう楽曲の練習が始まっていました。第1 Kyrie のテーマの歌い方を練習していましたが、 Ten. はもう終わったらしく、Alt. の練習中でした。私が楽譜を開くころには、Sop.Uの練習に移りました。ということで、Sop.Uへの注意からメモしてあります。

 Sop.Uの39小節の歌いだし、声暗くならずに。エの母音で歌うとき、平べったいエではなく、アに近い響きで統一するように。一人一人、高い音域と低い音域とが別の響きにならないように。パートとしても声をまとめるように。ビブラートがかからないようにしっかり支えて。

 Sop.Tの39小節の Kyrie よりも、その後の eleison の方をしっかり歌う。
 Bas. は声がそろってきれいだが、歌い方が消極的にならないように。ぶつぶつ切れないように基本的に音を繋いで歌う。
 Sop.U50小節の最後、ドの音で伸ばすところ声をそろえて。それ以降、長い音で声をそろえようと意識して。61小節からの eleison も、平べったいエではなく、アに近いエで。高い音と低い音が別の響きにならないように。
 62・63小節の下3声のアンサンブル、四分音符の長さそろえて。
四分音符にエネルギーがこもった歌い方に。同じ部分のSop.Tと Sop.Uもしっかりアンサンブルそろえてケンカしないように。
 81小節からテーマが同じように歌われるが、各パートとも音域が低いので、後から出てくるパートのテーマをかき消さないように、聞きながら歌う。104小節からの Sop.U
は埋もれやすいので、特に Ten. 強くなりすぎないように注意。112小節からの Alt. が聞こえるように。116・117小節の下3声、62・63小節と同様の注意を。124小節の1拍めの裏、女声3声ブレスそろえて。

 第2 Kyrie についての注意。各パートとも、テーマ歌いだしの3つめの音( ky-ri-e の e にあたる音)で響きが落ちないように。次の四分音符の連なりは前に進むように歌う。
 35小節からの Alt. と Ten. のアンサンブルはよく聞きあって。51小節から始まる、各パートの Kyrie の ky の音は、その音に入ってから膨らんだり、別の響きになったりしないように。55小節から Sop.T に出てくる最後のテーマをよく聞いて。

 私のメモはこのくらいでした。次回の練習では「椿姫」の音取りもしますので、忘れずに楽譜をお持ちください。

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