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放課後日記

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2006年10月15日(日)
合宿明け

 合唱団の合宿は大きな成果を挙げて終了しました。
 昨夜の練習後の懇親会は大いに盛り上がって、私個人としてはY野氏の部屋で飲みながら午前2時頃まで話し込んでしまったので、今朝はまだ「世界が回っている」状態でした。昼食をとる頃には「世界が回っている」状態から「世界が揺れている」状態にまで回復しました。
 「そんな状態で練習するなんて強化練習の意味がないじゃないか
」「話し込むのはほどほどにして次の日の練習に備えて寝るべきではないか」「練習に差し支えるほど飲むなんて節制が足りない」・・・そう言われても仕方ありません。ただ、普段練習会場でしか顔を合わさない合唱団のメンバーと思いっきり音楽の話が出来る機会はめったにありません。昨夜2時まで話し込んだことはきっと後から合唱団の演奏の肥やしとなると思っています。(言い訳がましいですけど・・・)
 合唱団員のほとんどが合宿に参加していたので、合宿の練習内容についてここに書くことはしません。
 「もの思いの放課後」の更新もやはり作業をする気が起きません。明日から始まる怒涛の1週間のためにも、今日は早めに休もうと思います。


2006年10月14日(土)
合宿

 昨夜は疲れていて何もしないで早めに寝てしまいました。今日は午後から定期演奏会直前の強化合宿が入っています。ということで、今日はエッセイ「もの思いの放課後」の更新ができません。合宿は明日の夕方には終わりますが、合宿から帰ってきてから更新作業をする気力が残っているか自信がありません。気力が残っていれば明日の夜更新ということもあるかもしれませんが、そうでなければ更新は定演終了後ということになります。(昨日の「長かった2日間」でも書いたように来週はハードスケジュールでとてもエッセイなんか書いている余裕はないと思われます。)
 楽しみにしてくださる読者のみなさんごめんなさい。そういう事情ですのでエッセイの方は少し間が空きます。(日記の方はこまめに更新する予定です。)


2006年10月13日(金)
長かった2日間

 やっと週末にたどり着いたという感じがします。昨日が2学期始業式だったので、今週はたった2日だったのですがその中身の濃いことといったら・・・。学芸会まで1ヶ月を切っているので、劇をやる学年はどこも秋休み前に台本を渡してあって、もう役決めのオーディションに入っています。音楽をやる学年からはもう歌声や楽器の音が聞こえてきます。職員室ではどの学年も学芸会の練習計画を立てたり、練習場所の確保のため他学年と交渉したりで休み時間もあわただしい雰囲気です。秋休みが終わった途端にフルスロットルでスタートダッシュ、秋休みで呆けた頭と身体にはこたえました。
 ところが明日からは仙唱の強化合宿が入っていて今週末は全く休めません。来週は演奏会前の怒涛の1週間になります。月曜日が仙唱の練習、火曜日が岩沼第九、水曜日が仙唱、木曜日が仙唱ステージ練習、金曜日だけ空いていて、土曜日がまた岩沼第九、22日(日)が本番です。自分でもちょっと身体が心配です。疲労が溜まって演奏会前に体調を崩さないようにしたいと思います。(じつはもう風邪をひいているのでこれ以上悪化しないことを願います。)


2006年10月11日(水)
練習日誌(10月11日)

 前もって淳一先生から都合が悪いとの連絡が入っていました。それで今日は前半・後半とも私の練習でした。先生の指示としては、コンポジション中心にということと、Ave Regina coelorum(女声合唱)と、O Dmine Jesu Christe(二重合唱)と、コンポジションの第1曲(男声合唱)を重点的にということでした。
 練習開始時に Bas. が一人もいなかったので、コンポジションの第3曲の中間部女声合唱の部分から練習を始めました。この部分ではAlt. の音の確認を中心にやりました。
 次に少し戻って16ページ下段から17ページ中段までの部分のそれぞれのパートの音の確認、パートでの音そろえをしました。この部分では、16ページ下の段の3小節2拍めまで Alt. が主旋律、それを引き継いで3拍めから Sop. が主旋律になるので、受け渡しをしっかり(特に引き継ぐSop.)ということを注意して練習しました。
 次に19ページの Adagio(TempoT) の練習をしました。この部分を練習しているときに Bas. が2人来たので、Bas. の音の確認を中心に練習しました。
 通してこの曲の練習を終わりました。
 次はコンポジションの第4曲を練習しました。一度通したあと、まず22ページ中段から24ページのPrestoの前までを練習しました。全パート言葉が滑って、転がるように Tempo が速くなるので、
「イヤ」の掛け声の部分を少し強調して、それでTenpo が速くなるのに歯止めをかけるように言いました。
 Presto の男声・女声のそれぞれのハーモニーとアンサンブルを確認した後、22ページ中段以降ダルセーニョも含めて曲の後半を通しました。

 休憩の後、コンポジション第2曲の練習をしました。この曲はかなり出来がよく、音の確認の練習はしませんでした。
 10ページ下段から始まる Bas. の掛け声が、腰が落ちたような気が抜けたような感じだったので、「Tempo が遅くても鈍重にならずに、Tempo を守りながらもエネルギーがせり上がって来るような歌い方で」と言いました。その一言で緊張感のある歌い方になり、その後に歌いだす女声にもそれが伝わってとても良い感じになりました。
 12ページ Andantino はソロに入ってもらって、ソロとのアンサンブルを練習しました。練習の中で、12ページの中段の「ドウヅヅ」の「ドウ」の言葉の扱い
(「ドー」に近い歌い方で伸ばすように歌うのか、十六分音符に一つずつ「ド」「ウ」と分けて歌うのか)が問題になりました。暫定的に伸ばして歌う方を採用していますが、後で先生に確認します。この曲も最後に通しました。

 O Dmine Jesu Christe を2回通して全体の練習を終わりました。その後、男声は残ってコンポジション第1曲の練習をしました。テノール・ソロとバリトン・ソロと合唱と全部がそろった初めての練習でした。Alt. のSさんに指揮をしてもらって、ところどころ止まったりやり直したりしましたが、何とか最後まで歌い通して練習を終わりました。今日は Ave Regina coelorum(女声合唱)は練習しませんでした。


2006年10月9日(月)
せんくら第九ご苦労様でした

 今日は仙台クラシックフェスティバル(せんくら2006)の最終日で、仙唱のメンバーもフィナーレで第九を歌ったはずです。私は、リハーサルその他が学期末の一番忙しい時期だったことと、指揮者練習が岩沼第九の練習日と重なっていたことが大きな理由でせんくらの第九には出ませんでした。フィナーレで歌った仙唱のみなさん、ご苦労様でした。仙唱のメンバーだけでなく出演したみなさん、そして運営に携わった関係者のみなさんご苦労様でした。

 さて、今日は午後7時から岩沼第九の練習があったのですが、本番が終わってすぐに岩沼の練習に駆けつけたしっぽさんに、せんくら第九の話をいろいろと聞きました。何と第九の本番演奏中に(しかも男声合唱に入る直前、ゲネラル・パウゼの静寂の中に)携帯の着信音が響き渡ったとのこと・・・。一瞬、指揮者・オーケストラも含め会場にはしらけた空気が流れたそうです。
 クラシックのコンサートを身近なものとして気軽に聞けるようにした結果、当然考えられる事態ですが、それがせんくらのフィナーレの一番緊張感の高まった瞬間を台無しにしたというのは、なんだか象徴的な気がします。別にクラシック音楽をことさら崇高なものとして崇め奉る必要もありませんが、そうかと言ってお祭りの出し物のように気軽に扱ってはいけない側面もあるのではないかと思います。せんくらの今後がどうなるのか(来年以降も継続的に行われるのか、行われるとしたらコンサートのあり方・運営の仕方に今回の教訓が生かされるのか、あるいは全く省みられないのか)注目したいと思います。

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