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放課後日記

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2006年10月7日(土)
秋休み

 今日は秋休みの1日目でしたが、朝から大荒れの天気だったので、部屋でのんびり過ごしました。ゆっくり起きてゆっくりブランチをとって、午後はいつもどおりにHPの更新作業をしました。「もの思いの放課後」を更新して「わが青春の鹿峰荘I」をアップしました。9回にわたって連載してきた鹿峰荘シリーズも今回で完結となります。どうぞお読みください。
 定期の更新のほかに、今日もう一つ新しいページを作りました。前回の仙唱の練習のとき、今度の定期演奏会のプログラム用に私が書いた曲目解説(イタリア・ルネサンス合唱曲)から引用していろいろとお話ししましたが、まだそれを読んでない団員のみなさんは、
きっとちんぷんかんぷんだっただろうと思います。それで、曲目解説の原稿をそのままこちらにも掲載して読んでもらおうと思ったのです。
 「部屋の主」のページの一番下のところに資料室というのを作り、そこに入れてありますのでご覧ください。


2006年10月5日(木)
今日の日記&昨日の練習日誌(10月4日)

 今日もしっかり6時間授業をしたのでさっぱり実感が湧かないのですが、明日が終業式で、長かった1学期が終わります。
 私はいつまでたっても2学期制に馴染めません。学校の中で生活していると、夏休みまでが一区切り、また冬休みまでが一区切り、そして3月末までが一区切りという従来の3学期制がごく自然のような気がします。2学期制にするなんて、どこのだれが決めたか知りませんが、きっと学校現場をよく知らない人達が実感の伴わない机の上の議論だけでそうしたのでしょう。現場で働いている職員の意見など全く聞かれることなく現場のことがどこか別のところで決められてしまうのですから変な話です。
 いま県内の高校の学区制が撤廃の方向で動いているようですが、実際に受験生をかかえる中学校の現場の意見は聞かれることなく、やはりどこか別のところで議論されて結論が出されるようです。2学期制についても学区制撤廃についても、現場からの声で議論が始まったのでもなく、現場の声が聞かれるわけでもなく、いつの間にかどこか知らないところで現場が望みもしない結論が出されている・・・そんな気がしてなりません。

 愚痴はやめて練習日誌を書くことにしましょう。

 昨日は前日までの学期末の仕事疲れで、仙唱の練習から帰って一度はパソコンを立ち上げたものの、練習日誌を書く気力もなく寝てしまいました。ということで1日遅れの練習日誌です。

 昨日は前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。
 前半はイタリア宗教曲の練習をしました。Dies sanctificatus から始めて、演奏会での演奏順に歌っていくことにしました。
 1曲目 Dies sanctificatus では、発声を兼ねて通したあと、冒頭から17小節までの部分で、どこにフレーズの中心を置くか、どこに向かって音楽が流れていくのか自分なりに考えて歌う練習を2回ほどしました。18〜36小節も同じように練習しました。
 37〜67小節では、38小節クレッシェンドが早すぎないこと、言葉の意味から descendit の最初の音をずり上げて歌わないこと、lux は豊かな響きになるようにウの母音が狭くならないことなどに注意してやはり2回くらい練習しました。
 4分の3拍子の部分は、mf から始まって mp になり、最後 p で終わるという音量の変化の計画を立てて歌うこと、68小節1拍め、73小節1拍め、79小節1拍めに変なアクセントが付かないようにすることなどに注意して練習して、最後に全曲通して歌いました。
 2曲目 Super Flumina Babilonis はかなり出来が良かったので、淳一先生からの注意を確認して2回ほど歌って終わりました。
 3曲目 Heu mihi Domine も出来が良かったので、miserere に付いているアクセントは鋭くならずに豊かなものになるように、dum veneris は dum でウの母音が浅くならないように、veneris のエが平べったくならないようにということだけ注意して、この曲も2回くらい歌って終わりました。
 4曲目 Ave Regina coelorum は女声だけなのでやりませんでした。
 5曲目 Angeli Archangeli と6曲目 sicut cervus も2回くらいずつ歌って休憩を取りました。

 休憩後 O Domine Jesu Christe を2回歌ったところで先生が来ました。引き続きこの曲を練習しました。先生の主な注意は、
 冒頭や11小節(第1コーラス歌い出し)などで、白玉の(二部音符より長い)音符が平べったい平板な歌い方にならないように。
 11〜12小節、第2コーラスと第1コーラスの主役引継ぎを上手に。(第1コーラスの歌い出しがぼんやり何となく入ってくるのではなく、主役を引き継ぐ意識を持ってしっかりと)
 20〜21小節の主役交代、25〜26小節なども同様に。
 31小節以降、第1コーラスと第2コーラスが同じ音形で歌い交わすところはお互いに相手の歌い方を真似て引き継ぐように歌う。
 55小節のAlt. や、56〜57小節の Ten.Tは、音符をただ並べるような歌い方(どの音も同じ強さで同じニュアンスで歌う)はせず、動きの感じられる歌い方をすること。などでした。

 最後に Dies sanctificatus を通しました。ここで男声の練習は終わりになり、その後女声だけ残って Ave Regina coelorum の練習をしました。


2006年10月2日(月)
練習日誌(10月2日)

 今日は学期末の仕事で多忙なため、練習日誌はごく簡略なものとさせていただきます。

 今日は市民会館視聴覚室で、淳一先生の練習でした。ピアニストの石垣さんもいらっしゃっての練習でした。
 「ヘブライ人の合唱」「「アンヴィル・コーラス」「オレンジの花は香り」という順番に練習しました。次に女声が休憩を取りながら男声の「僧侶の合唱」、男声が休憩を取りながら女声の「糸紡ぎの合唱」、また女声が休憩で男声が「巡礼の合唱」というふうに練習しました。最後にいっしょに「シガレット・ガールズ」の練習をしました。
 音楽的なこともさることながら、今日は歌詞の発音やニュアンスをそろえる
ことに重点が置かれた練習でした。練習の最後に、淳一先生から「歌詞の単語一つ一つの意味が分かるように(楽譜に書き込むなり)しておいてください。」と言われました。

 次回練習(水曜日)は、NHK3スタになります。

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