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放課後日記

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2007年1月21日(日)
男の合唱祭り
 今日は男の合唱祭りに参加しました。仙台放送合唱団のリハーサルは午前10時からで、演奏順決定の抽選が正午から、演奏開始が12時30分からでした。演奏は午後4時過ぎまでかかり、今日一日ほとんど男の合唱祭り一色でした。
 今回は仙唱の演奏順が終わりに近い方だったので、私も最後まで会場にいて全団体の演奏を聴きました。約30団体が出演し、それぞれ個性的な演奏をしていましたが、聴いていて感じたことがいくつかあります。
 まず感じたのは、「選曲が演奏の成否大きく左右する」ということです。選んだ曲が良かったので、とても興味深い演奏になった団体もあれば、逆に選曲が悪いために持ち味を生かしきれない団体もかなり見受けられました。
 また、「自己満足の演奏に終わることなく、聞かせる演奏を目指していかなければならない」ということも感じました。合唱祭りなので、もちろん歌う側が楽しむことは大切なのですが、聴いてくれるお客さんにつまらない思いをさせるのでは演奏する意味がないのではないかと思いました。
 もうひとつ、これは「聞かせる演奏」にもつながることですが、しっかりと鳴る声づくりをしていかなければならないと感じました。男声合唱は、女声合唱・混声合唱に比べてハーモニーしやすいはずなのですが、なんとハモらない演奏の多いこと!音程が定まらないのは論外ですが、音程が合っていても、一人一人の声が貧弱だとハーモニーしたように聞こえないのです。貧弱な声というのは声の大小の問題ではありません。小さくても豊かに響く声もあれば、音量は大きくても怒鳴っているような響きのない貧相な声もあります。団員一人一人が声楽的に正しい発声を目指し、倍音を多く含んだ豊かな声を作っていかなければならないと感じました。

 さて、今日の仙唱の演奏は?・・・かなりいい線いったのではないかと思います。私個人としては、1箇所間違えて1拍短くなった部分がありましたが、次の小節の頭で合わせたので大勢に影響はなかったはずです。全体として満足のいく演奏だったと思います。

2007年1月20日(土)
3日目

 今日もがんばって旅行記の続きを書きました。旅行記を書いていて、あらためて記録の大切さをひしひしと感じています。
 前回までの旅行では1日1日の行動を記録しておくということはしませんでした。そのため、日本に帰ってきてから旅行を振り返ってみても、記憶がごちゃごちゃになってしまっていました。今回の旅行では、「放課後の音楽室」に旅行記を書くことを念頭において、その日の行動を手帳にメモしておくようにしました。そのおかげで、(もちろん多少忘れた部分もありますが)かなり細かいところまで思い出して書くことができます。ちょっとしたメモがあるだけで、記憶は芋蔓式につながって思い出されるものです。
 また、旅行記を書くこともいいことだと感じています。旅行中のさまざまな出来事を文章にするということは、旅行の思い出をさらに確かなものにしてくれるような気がします。ちょっとしたメモが記憶を手繰り寄せてくれるように、いま書いている旅行記は、きっと何年か後も、旅行の楽しい思い出を鮮明に蘇らせてくれると思います。
 今日はベルリンでの「3日目」と、3日目に観たコミーシェ・オパーの「こうもり」について書きました。どうぞお読みください。
(ベルリン旅行記は音楽準備室に置いてあります。)


2007年1月17日(水)
練習日誌(1月17日)

 今日は前半が私の練習で、後半が淳一先生の練習でした。
 体操・発声をすると合唱団の声の出がぜんぜん違うので、最初に体操と発声をしました。前半は原則どおり「チカマツ」をやりました。弐の段の音取りの続きです。
 まず、練習番号11まで1回通してから練習番号12の部分に取り掛かりました。リズム読みをしてから音をつけました。
 練習番号13から17の1小節目までは初見で2回くらい歌った後、H野さんにピアノで各パートの音を弾いてもらって音取りをしました。
 休憩をはさんで後半は「ラ・マンチャ」の第4曲「騎士道の教え」の練習をしました。淳一先生が来るまで、何度か繰り返して歌っていました。
 20時50分頃からは「冬・北国からのコンサート」の曲の練習に切り替えました。「山河」「北国の春」ともに2回ずつ歌ったところで先生がいらっしゃいました。
 「騎士道の教え」の練習に戻り、淳一先生の指揮で21時30分まで練習しました。


2007年1月16日(火)
14000番突破!

 今日、「放課後の音楽室」への来訪者数が延べ14000人を越えましました。カウンターを調べてみたところ、14000番のキリ番は、今日の午前11時から12時の間にいらっしゃった方のようです。(今回も今のところ記念の書き込みはないようです。)
 13000番突破が11月23日でしたから、今回は
54日間で1000人(1日平均18〜19人)というペースでした。年末から年始にかけて私が旅行に出かけて10日あまり更新がなかったし、年末年始は読者のみなさんも何かと忙しい時期で、一日の来訪者数が一桁という日も何日かありました。それを考え合わせると一日平均18.5人という数字もけっこうすごいと思います。
 今は「ベルリン旅行記」を書くことに力の中心を注いでいます。本当は「あいうえ音楽人名鑑」のアルカデルトについての後日譚も書きたいし、リンク集のページも早く作りたいのですが、何せ合唱団の方も行事が立て込んでいて忙しいし、学校は学校で(いつものことですが)忙しいし、執筆の最優先にしている旅行記さえ思うように進みません。自分でも自分のあまりの筆の遅さに腹が立ってきますが、これはどうしようもありません。
 私も精一杯がんばりますが、読者のみなさんもどうか時間がかかることを前提に、気長にお付き合いください。


2007年1月15日(月)
練習日誌(1月15日)

 今日は淳一先生が来られなかったので、前・後半とも私が練習を担当しました。1・2月の練習の方針は「チカマツ」と「ラ・マンチャ」の音取りを中心にしていく、2月いっぱいで「チカマツ」と「ラ・マンチャ」の音取りを一通り終わらせるということになっています。また、毎回の練習の進め方としては、前半に「チカマツ」をやって、後半、人数が集まったところで「ラ・マンチャ」をやるというのを原則とします。今日もその練習方針、原則にのっとって練習を行いました。
 今日も軽く体操・発声をしてから「チカマツ」の弐の段の練習に入りました。まず、冒頭から練習番号10までを一度通しました。その後、練習番号11の部分を練習しました。Bas. から音取りをして、Ten. を音取りして重ね、次に Sop. を音取りして重ね、最後にAlt. を入れてというふうにして、練習番号11の部分の音取りとアンサンブルの練習をしました。

 休憩時間には「冬・北国からのコンサート」の楽譜と音源が届いたのでそれを聴きました。

 休憩後は「ラ・マンチャ」の4曲目「騎士道の教え」に取り掛かりました。この曲は調子記号がないし、臨時記号もそれほど多くないので、初見で何とかなりそうだと考え、一度全員で最後までリズム読みをした後、ダブルバーで区切って初見で歌っていく練習をしました。練習を進める中で楽譜の訂正箇所がいくつか見つかりました。
 18〜19小節、Alt. 二つのソの二分音符を繋いでいるタイを削除。19小節のソの二分音符に歌詞「よ」を付ける。19小節のファの二分音符の歌詞を「よ」ではなく「ろ」にする。
 19小節、Sop. ラの全音符をラの二分音符2つに分割。前の二分音符に歌詞「よ」、後の二分音符に歌詞「ろ」を付ける。
 40小節、Ten. 歌詞「ん」の位置が音符からずれているが、ごく普通にド♯の音に「ん」の歌詞付けをする。
 43小節、Alt. ラの二分音符をラの四分音符2つに分割。前の四分音符に歌詞「こ」、後の四分音符にも歌詞「こ」を付ける。

 「騎士道の教え」はダブルバーからダブルバーまでを区切りとして、一区切りを3回ぐらいずつ練習しながら進み、曲の終わりまで到達しました。最後にこの曲を通して歌って今日の練習を終わりました。

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