今日は前・後半通して淳一先生の練習でした。軽い発声練習をしてから、前半は「チカマツ」の弐の段をやりました。一度最初から練習番号12の前まで通して、そのあと練習番号11からの練習になりました。
練習番号11は Ten. と Alt. の音程を重点的に練習したあと全パートで合わせました。この部分でのおもな注意は、
練習番号11の最初の2小節、Alt. 半音ずつ上がっていく音程を広めに取ること(音が低めになるので注意)。
練習番号11全般にわたって、Ten. 喉で音程を調整せず、支えをしっかりして音程を身体で覚えるように。
23ページ1小節目、Sop. 上のソの音が低めになるのでしっかり上がって。
練習番号12は2回くらいの練習であっさり終わりました。練習番号13・14は、Ten.
の音の確認に重点が置かれましたが、全体に関わる注意としては、テンポはゆっくりだけれども、変にもたれないで音楽を進めるようにということでした。
練習番号13〜17までは、3回ぐらい返しながら歌いました。それが終わると、弐の段の冒頭に戻って練習しました。
まず、冒頭から練習番号2の前までを「顔全体を動かしてしゃべる」練習をしました。それに音を付けて歌うように言われました。(具体的には、無声音にならずに全部母音を入れて歌う。語尾で音量が小さくなったり、流して歌ってしまったりせず、全部にエネルギーをこめて歌う。)また、16ページ3小節目2拍目からテヌートが付いた音が出てくるので、そこは思い切ってたっぷり歌う。
練習番号2以降のおもな注意としては、
16ページ下の段、最後の小節 Sop. と Alt. 歌いだし勢いよく明るい声で。
掛け声のパートは、スタッカートが付いた音符と、アクセントが付いた音符が出てくるが、スタッカートがアクセントにならないように注意。
練習番号4から全パート 口を縦にした深い音色で。
練習番号6から全パート 威勢の良い音楽に戻るので、音色も元に戻して明るく。
20ページ下の段、Alt. と Ten. 練習番号8の1小節は2小節に向かって少しクレッシェンドがあっても良い。
練習番号9、男声 アクセントの付いた音符、アクセント・スタッカートが付いた音符、テヌートが付いた音符があるが、自分なりに歌い分けるつもりで、違いを意識して歌う。などでした。
後半は「ラ・マンチャ」の練習で、「ドン・キホーテの墓碑銘」「騎士道の教え」「おどり」の3曲を歌いました。「ドン・キホーテの墓碑銘」は2回通してから、最後の和音をハーモニーさせる練習をしました。「騎士道の教え」は1回通してから、2回目は小返しして歌いました。「おどり」は1回通して歌って今日の練習を終わりました。
正規の練習終了後、9時から約40分間、テレビ収録のための練習も行いました。
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