今日は前半が私の練習で、後半が淳一先生の練習でした。先生から「 Credo
から始めて1曲にあまり長い時間をかけないでいいので先に進んでください」と言われていました。
言われたとおりに Credo 1 から練習を始めましたが、Sop. の人数が少なく、Sop.
がディヴィジョンする Credo 1 はパート的に無理がありましたので、後でこの曲に戻ることにして、全部で3回ほど歌っただけで
Credo2 に移りました。
Credo2 は、まず通してみたらそんなに悪くないものの、パートごとにかなりテンポ感が違うことと、一つのパートでも走る部分と、もたつく部分があること気になったので、テンポをキープして歌うこと心がけてもう一度通しました。冒頭の
Bas. のテンポ感だけが少し遅いようだったので、テーマを歌うパートが推進力となってほかのパートを引っぱるような歌い方でと言いました。そうして歌ってみると、テンポは良くなったものの、テーマにスタッカートがかかったようになってしまったので、テーマがぶつぶつ切れないように注意しました。そうして何度か練習して
Et incarnatus est に移りました。
Et incarnatus est は、Et と incarnatus がくっつかないものの、全く別ものにならないような微妙な区切り方の練習と
Et の入りを正しい音程で入る練習をしました。
また、私からの提案として、「淳一先生から、音域や母音によって響きがばらばらにならないように、統一された声で歌うようによく注意されていますが、各自どんな音色・声の響きに統一していくか声のイメージ(理想像)を持つようにしましょう。」と言いました。すると吉野さんからは、「音程を正しく取る練習を先生がやるのでは時間がもったいない。先生が来る前に音程を正しく取るように心がけて練習しておきましょう。」と言う意見が出されました。櫻井さんからは「音程がずれている自覚がないと、なかなか直らないのではないか。」という指摘がなされました。櫻井さんの指摘については、パートリーダーが注意したり、近くの人どうし気づいたら教えあったりしていくということになりました。吉野さんの意見と、Et
incarnatus est は特に音程がはまりにくい曲だという声から、この曲に時間をかけて練習することにしました。スタッカート唱を使って、音を出す瞬間に音程をつかむ練習をしました。
休憩後は、Credo 1 の練習に戻りました。 Credo 1 では、おもに「 Cre から
do への音のつながりのイメージをもつこと」と「この曲は声色がいいのか考えて歌うこと」に注意して歌いました。続けて
Credo 2 の練習をしている途中で淳一先生が到着しました。
先生の練習は Crucifixus をしました。一度通したあと、子音を取り、母音だけで歌う練習をしました。それぞれの母音が別々の響きにならないように、母音間をうまく橋渡して響きを統一する練習をかなり時間をかけてやりました。そのあと
Et resurrexit 、戻って Credo 1・2 を通して今日の練習を終わりました。
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