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放課後日記

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2006年3月26日(日)
県庁の星

 今日、映画「県庁の星」を観てきました。MOVIX でもコロナワールドでも上映していますが、コロナの方で見ました。MOVIX の入っているザ・モールは、休日だと駐車場に停めるまでが大変なので、コロナワールドに行くことにしたのです。コロナワールドも日曜ということでさすがに混んでいましたが、駐車場が広いので満車ということはなく、すぐ停めることができました。

 「県庁の星」はマンガ化されたものが雑誌「ビッグコミック・スペリオール」に連載されていて、行きつけの食堂で読んで(県庁さんがスーパーに勤め始めたころの話でした)面白かったので、映画も観てみようと思っていました。私は原作本を読んでいないし、マンガも食堂でたまたま読んだだけなので、詳しいストーリーを知りません。もちろん結末もどうなるのか知りませんでした。だから映画も独立した一つのドラマとして観ることができました。
 観た感想として、まず、キャストの織田裕二と柴咲コウがはまり役です。織田裕二演じるエリート意識ギンギンの県庁職員・野村が見ていて殴りつけたくなるほどはまっています。柴咲コウも、顔からして一癖ある小うるさいパート店員・二宮そのもので、これほど適役は他にいないのではないかと思ってしまいした。
 そんなエリート意識のかたまりのような野村(織田)が挫折を経て、二宮(柴咲)とともにスーパーを建て直していく過程で次第に人間性を回復していく様子がしっかり描かれています。映画の最初の方とラストで、野村が別人のように顔つきが違って見えるほどで、織田裕二という役者はやはり只者ではないと感じました。
 「県庁の星」も観たあと元気の出るお薦め映画です。織田裕二ファン・柴咲コウファンならずとも観て損をしたと感じない映画だと思います。


2006年3月22日(水)
練習日誌(3月22日)

 今日は淳一先生の都合が悪かったので、すべて私の練習でした。前もって練習内容は指示されていました。最初に発声も兼ねてパレストリーナ Heu mihi Domine を練習し、ある程度人数が集まったら「天の船」の音取りをして、最後にコンポジションを復習してほしいということでした。

 パレストリーナ Heu mihi Domine から練習を始めました。まず発声代わりに自分の好きな母音のボカリーズで2回通しました。次に(前回の練習で u の母音だけで歌う練習をしたということだったので、今日はそれより少し開いた母音) O で歌う練習をしました。
 O の母音で2回ほど歌ってみましたが、口があまり開かず、あいまい母音のような口の形で歌っている人も多かったので、楽譜を持ってない方の手で O.K サインを作り、その指の輪に唇をあてて O の口を作って歌うように言いました。
 そうやって前半(冒頭〜35小節)を2回ほど歌いました。冒頭の各パート歌いだしで、一つ目の音から二つめの音に上がるときに押し上げるような発声をせずに、音程が上がる分、軟口蓋が上がるようなイメージで歌うように言いました。
 後半(34小節〜終わり)も同じく2回ほど練習しました。楽譜に書いてあるアクセントやクレッシェンド、ディミヌエンドなどは気にせず、伸びやかに歌ってほしいと言いました。最後に唇から手をはずし、O の母音で通して歌いました。

 7時40分ころに「天の船」の練習に移りました。1スタと違ってパートごと別の部屋で練習というわけには行きません。幸いピアニストがいましたので、全員そろってピアノでパートの音を弾いてもらいながらの音取りをしました。
 まず23小節まで、男声がリズム読みをして、そのあと音をつけました。それから女声に入ってもらって全員で23小節までを何度か繰り返し練習しました。
 つぎに、24小節から41小節まで、全員でリズム読み、男声の音取り、女声の音取り、Bas.と Alt.の組み合わせのアンサンブル、Sop.と Ten.の組み合わせのアンサンブル、全員でのアンサンブルというふうに進めました。最初から4ページ終わりまで歌って休憩に入りました。

 休憩後も「天の船」音取りの続きです。まず、68小節から最後までの練習をしました。前半と同じように、全員でリズム読み、音取り、組み合わせを変えてアンサンブル、全体でのアンサンブルというふうに進めました。
 最後に残った46〜67小節の部分を練習しました。まず先に Alt.の音取りをして、それに旋律のSop.と Ten.を重ねました。時間がなくなったので、46小節以降を一度通して今日の練習を終わりました。(コンポジションVの練習はできませんでした。)


2006年3月20日(月)
練習日誌(3月20日)

 今日は淳一先生の練習でした。今日も私は7時半ごろまで学校で仕事をしていて、焦って練習に駆けつけました。1スタの扉を開けようとしたらなぜか開きません。鍵がかかっているようです。そこではたと気がつきました。今週はNHKが使えないので、練習会場が市民会館になっていたのでした。慌てて市民会館に向かいました。

 私が練習会場の市民会館視聴覚室に着いたときは休憩時間でしたが、ほどなく後半の練習が始まりました。(前半はパレストリーナ Heu mihi Domine の練習だったようです。)

 後半はコンポジションVの練習でした。一度通して、そのあと最初の部分から練習しました。まず冒頭4小節のTen.の練習でした。頬っぺたを両側から手で押さえ口が横に広がらないようにして響きをまとめて歌う練習をしました。レガートで歌うようにということでしたが、1拍目や3拍目の四分音符に変なアクセントがつかないように、逆に八分音符の方を大事にたっぷり歌うように言われました。また、4小節めの最後の二部音符は、Sop.が同じ音に下りてくるまでしっかり鳴っているように言われました。それを引き継ぐ5小節から8小節までのAlt.もレガートに歌うように言われました。1小節をひとかたまりにレガートにしたいので、2拍の裏で弱くならないようにと言われました。(2拍の裏で引いてしまうとそこでレガートが途切れて聞こえる)
 冒頭4小節、Bas.は低い音だけれども、声をこもらせないで、息を流して歌うように言われました。Sop.は確信を持ってしっかり歌うように言われました。
 10小節からはSop.が主旋律ですが、Sop.は2拍裏と4拍裏でふっと弱くなる傾向があるので、そこを引いてしまわないでたっぷり長めに歌うように言われました。
 Ten.の主旋律以外の部分の歌い方は太い声にならず、軽い薄い発声を心がけるようにと言うことでした。17ページ2段目までで時間になり、今日の練習が終わりました。

 次回の練習は、パレストリーナ Heu mihi Domine 、「天の船」新作部分の音取り、コンポジションVをやる予定です。

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