今日、映画「県庁の星」を観てきました。MOVIX でもコロナワールドでも上映していますが、コロナの方で見ました。MOVIX の入っているザ・モールは、休日だと駐車場に停めるまでが大変なので、コロナワールドに行くことにしたのです。コロナワールドも日曜ということでさすがに混んでいましたが、駐車場が広いので満車ということはなく、すぐ停めることができました。
「県庁の星」はマンガ化されたものが雑誌「ビッグコミック・スペリオール」に連載されていて、行きつけの食堂で読んで(県庁さんがスーパーに勤め始めたころの話でした)面白かったので、映画も観てみようと思っていました。私は原作本を読んでいないし、マンガも食堂でたまたま読んだだけなので、詳しいストーリーを知りません。もちろん結末もどうなるのか知りませんでした。だから映画も独立した一つのドラマとして観ることができました。
観た感想として、まず、キャストの織田裕二と柴咲コウがはまり役です。織田裕二演じるエリート意識ギンギンの県庁職員・野村が見ていて殴りつけたくなるほどはまっています。柴咲コウも、顔からして一癖ある小うるさいパート店員・二宮そのもので、これほど適役は他にいないのではないかと思ってしまいした。
そんなエリート意識のかたまりのような野村(織田)が挫折を経て、二宮(柴咲)とともにスーパーを建て直していく過程で次第に人間性を回復していく様子がしっかり描かれています。映画の最初の方とラストで、野村が別人のように顔つきが違って見えるほどで、織田裕二という役者はやはり只者ではないと感じました。
「県庁の星」も観たあと元気の出るお薦め映画です。織田裕二ファン・柴咲コウファンならずとも観て損をしたと感じない映画だと思います。
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