昨日たっぷりと(16時間くらい)睡眠をとったおかげで、今日はずいぶん元気になりました。元気になったので映画を観てきました。今日観てきたのはミュージカル映画「プロデューサーズ」です。ミュージカル映画は「シカゴ」以来なのでかなり久しぶりでした。もともとミュージカルもミュージカル映画もあまり好きではなかったのですが、劇団四季の「キャッツ」仙台公演でおもしろいなと思ってから観るようになりました。
今日の「プロデューサーズ」ですが、良くも悪くもミュージカル映画そのものといった感じでした。(ミュージカルの舞台を見るときに、私は、幕が開いてしばらくの間、ミュージカル独特の派手で不自然な役者の動きや台詞回しに辟易としたり、台詞の途中から突然始まる音楽の唐突さに違和感を覚えたりします。そのフィクションの世界に入り込んでしまえば気にならなくなりますが・・・)だから、映画も始まってしばらくは落ち着きませんでした。でも、だんだんと物語の世界に引きずり込まれ、最後は楽しく観終わることができました。やっぱりミュージカルの王道は喜劇ですね。「シカゴ」はかなりシリアスな部分もあって、単なる喜劇として観ることができなかったので、最後まで違和感が付きまといました。シリアスな世界と、エンターテイメントとしての作り物という性格を拭いきれないミュージカルとは相容れないところがあるように思います。
「プロデューサーズ」はミュージカルの王道を行く楽しい作品だとは思いますが、別にこれを映画で観なくても・・・という気がするので、お薦め映画とはしないでおきます。(でも、一応上映館情報を書いておきます。私は今日、コロナワールドで観ましたが、MOVIX
仙台、MOVIX 利府でもやっており、全館19日までの上映です。)
さて、私は人混みが嫌いなので、映画も封切をかなり過ぎてから行くことが多いのですが、最近は忙しいこともあって終了ぎりぎりに行くことが続いていました。だから、このページの私の「お薦めですよ」もあまり意味がありませんでした。(お薦めされても上映が終わっていては観られませんからね。)ということで、今日はこれから封切られる映画で私が注目しているものを一つ挙げておきましょう。6月17日封切の「バルトの楽園」です。この映画は第1次大戦後、日本のある収容所でドイツ人捕虜たちが演奏した第九(日本初演)をめぐるドラマのようです。どうですか?音楽好きな読者のみなさん、観たくなりませんか?
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