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放課後日記

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2006年6月10日(土)
深刻
 今日「もの思いの放課後」の音楽の共通性と地域性を更新しました。
 このシリーズを書き始めるときに、ちょっと硬くて難しいエッセイになりそうだという予感がしたので、毎回出来るだけそうならないように書こうと心がけていました。ところが、やっぱり回を追うごとにだんだん硬く、難しくなってきて、今回のは特に深刻な話題になってしまったのではないかと思います。
 「もの思いの放課後」というページの性格を考えて、いつもは暗い話題や出口のない議論は避けようと思っています。でも、今回のシリーズは、自分が音楽をすることの根本に関わる問題なので、思わず熱が入ってしまうようです。そんな音楽の共通性と地域性Dをアップしました。どうぞお読みになってください。
 音楽の共通性と地域性は結論が出るような問題ではないのですが、いちおう次回で私なりのまとめをしようと思っています。お楽しみに。

2006年6月8日(木)
9000番突破!
 今朝、カウンターが9000番を越えました。9000番到達は午前7時頃と思われます。気になって今朝6時過ぎ頃にチェックしてみたら8999番でした(危ない危ない、自分で取っちゃうところでした)。私の次に開くのは誰だろうと思いながら出勤しました。
 帰ってきて White board を見てみたら、i-papa さんが7時30分で9001番だったという書き込みがありましたが、9000番だった方の書き込みはありませんでした。今回もキリ番は誰だか分からないままになりそうです。
 8000番到達が4月27日だったので、今回は42日間で1000人(1日平均23〜24人)のペースでした。1日20人以上の方に読んでいただいているわけですから、つまらないことは書けません。ウケを狙った面白おかしいことを書くつもりはありませんが、これからも(内容が興味深いという意味での)おもしろい記事を書くようにがんばります。

2006年6月7日(水)
練習日誌(6月7日)

 今日、淳一先生は(来れたら来るということでしたが)都合がつかなかったようで、前・後半とも私の練習でした。前半はイタリア宗教曲集の練習、後半はオペラ合唱曲の練習をしました。
 
 淳一先生からは、「始めのうちはイタリア宗教曲集の中から今まで歌った曲を歌っていて、人数がある程度集まったら前回やった O Domine Jesu Christe をもう一度パート練習したり、オペラの曲を音取りしたりしてください」と言われていました。

 体操・発声の後、Dies sanctificatus から歌いました。Dies sanctificatus は合唱祭で歌った曲なので、一度歌って終わりました。
 次に Heu mihi Domine を歌いました。この曲はあまりまとまった練習する機会がなかったせいか1回目の通しがあまりうまくいかなかったので、もう一度歌いました。
 次は Sicut cervus
を歌いました。今日は試しに原調から短3度上げて歌いました。長2度上げたときより Alt. の声がずっと伸びやかに出ていました。全体に明るい軽い曲調になりました。この曲も2回歌いました。
 Super flumina Babilonis は小返ししながら最後まで歌いました。
 Angeli Archangeli は1度通して、そのあと歌詞の発音を確認してからもう一度通しました。
 いよいよ O Domine Jesu Christe の練習ということになったのですが、その時点でも人数がそろわないパートがあったので、全体で区切って音取りしながら前に進む方法を取りました。25小節まで進んだところで前半の練習を終わりました。

 後半はオペラの合唱曲「アンヴィル・コーラス」から始めました。この曲はかなりの割合の団員が歌ったことがあるのと、ユニゾンの部分が多いことから、全員で繰り返し歌う練習をしました。途中、男声の音が不安定な部分だけを取り出して練習しました。何度か歌ううちに記憶が蘇ってきて、ほとんど歌詞も付いてかなりいい出来でした。
 次に「シガレット・ガールス」をやりましたが、これはかなり忘れているようで、2回通しましたが、2回目でも全く様にならず、腰を据えてもう一度練習し直さなければならないと感じました。
 男声の「僧侶の合唱」も2回通しました。こちらはそれほど難しくないので、音は何とかなるようです。(ドイツ語はまだまだです。また、この曲は男声3部なので、今日はさし当たって Ten.T・Uと Bas. で歌いましたが、バランスが悪かったので男声をどう分けるか検討が必要です。)

 最後に「アンヴィル・コーラス」を通して今日の練習を終わりました。


2006年6月6日(火)
学校暇なし

 運動会代休明けの今日は、何となく疲れが残っているようで身体が重く、しゃきっとしない一日でした。でも、まずは運動会が終わってやれやれといった感じです。とくに6年生は、修学旅行が目前に迫っていたので、もし4日に運動会が開催できなければ、大変なスケジュールになっていたところです。
 やっと運動会が終わったと思ったら、今度はプールです。私の学校では、今週から来週にかけて、学年ごとにプール開きが行われます。(本当に学校というところは、次から次へとやらなければならないことが
押し寄せて来るところです。)まあ、天候がはっきりしないので、プール開きの儀式だけを行って、実際にプールに入るのはもう少し先のことになるとは思いますが ・・・ 。


2006年6月5日(月)その2
練習日誌(6月5日)

 今日は淳一先生の練習でした。軽く体操・発声をしたあとに、イタリア宗教曲集から練習が始まりました。
 まず、ガブリエリの Angeli Archangeli を3回ほど歌いました。
 次に、パレストリーナの Super flumina Babilonis と Sicut cervus を1回ずつ歌いました。

 そのあと、各パートに分かれて新曲(ガブリエリの O Domine Jesu Christe )の音取りを20分ほど行いました。
 集まってまず2回通しました。次に第1コーラスと第2コーラスとが少し離れるような隊形に並び替えて歌いました。
 音取りが中心でしたので、音楽的な注意はあまりありませんでしたが、先生は「音を取ったばかりで自信がない声のため、かえってハモりますね。そういう柔らかい声を維持してください。」とおっしゃっていました。
 楽譜の訂正です。58ページ43小節目、第2コーラスの全パート 2拍目の四分休符が抜けていますので書き加えてください。

 休憩のあと、後半はコンポジションの練習でした。第3曲から練習しました。一度通したあと冒頭から練習しました。主な注意として次のようなものがありました。
 冒頭4小節 Bas. と Sop. 「ホウ」を試しにフクロウのように歌ってみてください。と言われました。(その後、先生は「やめましょう」と言っていないので、「ホウ」をフクロウのように歌うは今後も継続のようです。)
 冒頭4小節 Alt. 1小節ごと3拍目に向かって歌う。
 冒頭4小節 Ten. 子守唄のメロディーなので、寝た子を起こすような歌い方をしない。(1拍目と3拍目にアクセントが付いたようになりやすいので注意。)
 16ページ上段 Alt. と Ten. 四分音符1個ずつ押すように歌わない。
 16ページ中段 Ten. メロディーを歌っている Alt. を消さないように音量注意。
 16ページ中段では、最後の小節の「ホウ」のところで先生が「みんなフクロウ!」と言っていたので、もしかすると、「ホウ」と歌うときは全パートともフクロウのようになのかもしれません。(まだ確認はしていません。)
 17ページ Allegretto ここからはわらべ歌。それまでの子守唄とは歌い方を変えてはぎれよく。
 18ページ2段目 小節の頭をきめるように歌う。
 18ページ3段目 「ヌカ ゲス ゲス」下品に歌っていいが、訛らないように。

 最後にコンポジションの第4曲も練習しました。主に男声に注意がありました。
 24ページ Presto 「デン デン デルル」は、十六分音符の「ル」も力が抜けないようにしっかり歌う。27ページのクレッシェンドをかけたときの緊張感と気迫が、Presto の最初のところからあるように。などでした。

 次回は、イタリア宗教曲集とオペラの合唱曲(「魔笛」「カルメン」「アンヴィル・コーラス」)を中心に練習する予定です。


2006年6月5日(月)その1
代休

 昨日、好天に恵まれて、延期されていた運動会を行うことができました。夜には(今度こそ本当の)打ち上げもすることができました。ということで今日は代休でした。
 昼間は特に予定がなかったので、映画を見てきました。前から観ようと思っていたわけではないのですが、今上映しているものの中から一番おもしろそうな「花よりもなほ」を観ました。仙台コロナシネマワールドは月曜日がメンズ・デーということで1000円で観ることができました。月曜日が休みの日は仙台コロナで決まりだなと思いました。
 上映中といえば、話題のダヴィンチ・コードもそうですが、ダヴィンチ・コードはもうとっくに観てしまったです。(読者のみなさん
の中には「あれ、放課後日記にはダヴィンチ・コードについてのコメントやお薦め記事がなかったんじゃないか?」と気付く方もいらっしゃると思います。え、誰もそんなに細かく読んでいないって?)
 ダヴィンチ・コードは原作本もものすごい大ヒットだったし、映画も前々から話題で、テレビで紹介されたり、特集番組が組まれたりしたので、別に私が宣伝したりコメントを述べたりする必要もないと思って書きませんでした。話題の映画を封切り直後に見に行ったというのが何となくミーハーっぽくて気恥ずかしいので黙っていたというのもあります。
 さて、「花よりもなほ」ですが、これは、親の敵を探して江戸に出てきて、オンボロ長屋に暮らす一人の若い侍の仇討ちをめぐる物語です。仇討ちの物語というと暗い凄惨なイメージを持ちますが、そんなイメージとは全く無縁な映画です。親の敵を討つことに凝り固まっていた侍が、長屋で暮らすうちに仇討ちそのものの意味に疑問を持ち、本来とは全く別な形で仇討ち本懐を遂げるというお話ですが、観ていて心が温かくなる前向きな映画です。あまり期待しないで観たのですがこれは思わぬめっけもの、お薦めです。

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