今日はテレビドラマ「医龍 - Team Medical Dragon -」の最終回でした。私はふだんあまりテレビドラマを見ないのですが、これは小学館ビッグコミック・スペリオールに連載されている原作マンガを読んでおもしろいと思っていたので、テレビドラマの方も観てみようと思ったのです。
テレビドラマは、ストーリーの展開など原作マンガと比べて大きく異なるところありません。しかし、主演の坂口憲二のキャラクターのせいか、それともドラマの作りそのもののせいか分かりませんが、テレビドラマの方は全体が体育会系熱血ヒューマンドラマに仕上がっており、原作マンガのクールな朝田龍太郎と権力渦巻くおぞましい大学病院とが織り成す冷徹なドラマの印象とはテイストが違うのがずっと気になっていました。
最終回でも、そのテイストの違いから来る違和感は消えるどころかますます強くなりました。オペのシーンなどは毎回かなり見ごたえがあって、出来のいいドラマだっただけに、原作マンガとのテイストの違いが私としては残念でした。それでもドラマ全体としては、私の見たいという意欲を第1回から最終回まで継続させるくらいのレベルでした。
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