今日は夏休み最後の出勤日でした。この週末の休日とともに夏休みが終わり、いよいよ１学期の後半が始まります。（仙台市は２学期制のため、「夏休みが終わって２学期が始まります。」というスッキリした言い回しができません。）
　お盆休み中、私は規則正しい生活をしていました。そのため、学校が始まるのがちょっと不安です。「規則正しい生活をしていたのなら、問題ないじゃないか？」と思われるかもしれません。問題は、お盆休み中、午後規則正しく昼寝をしていたので、今でも午後２時ごろから強烈な睡魔に襲われるということです。今週１週間出勤していましたが、学校にいても午後は眠くて仕方ありませんでした。夏の暑い時期に昼寝をするのは理にかなっていて、身体にも良いことなのだそうですが、学校生活の中でそんな時間が取れるはずがありません。まだまだ暑さの残る中、理にかなっていなくても、身体に良くなくても、昼寝をしないで生活せざるを得ません。
　昼寝をしない生活に身体が慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。それまでは、午後睡魔と闘う辛い日々になります。

　今日は淳一先生から何も言われていなかったので、いつも通り前半は私が練習を担当しなければならないかもしれないと思って早めに練習に行きました。ところが、先生もピアニストも練習始めからいらっしゃって全部先生の練習になりました。

　前回、暗譜の練習をしたオペラの合唱曲から練習が始まりました。まず、「アンヴィル・コーラス」からやりました。曲の前半（冒頭から練習番号３まで）では、５４ページ下の段の女声の入りの部分（ Lazingarella の La ）が歌いだしからしっかり声になるようにということを言われました。また、次の小節の付点二部音符が途中で減衰しないようにと言われました。
　曲の後半（練習番号４以降）では、５６ページ中段の女声 tuo 、男声 mio の発音がそろっていなかったので、トゥオー、ミオーとならずに、トゥーオ、ミーオとなるように練習しました。
　次に「オレンジの花は香り」を練習しました。この曲も暗譜を確かめるような練習でしたが、歌い方の注意としては、
　冒頭の女声の歌い出しは１小節ずつ細切れにならない（小節線を感じさせない）で、大きなフレーズを作って歌うように。
　２６ページの女声は１段目から２段目に移るときに１小節空きがあるけれども、テンションを落とさず、つながっているように歌うこと。
　２７ページ下の段の１小節目、男声は音が下がっていくけれども、ここで歌い収めてしまうのではなく、O belle に向かって高まっていく（クレッシェンドがかかってもいい）ように。ということを言われました。
　次に「ヘブライ人の合唱」をやりました。この曲は実際にステージに立つ並び（ Sop. と Ten. が入り混じって指揮者の左側、Alt. と Bas. が入り混じって右側に、整列せず群集として立つ）で歌う練習をしました。
　そのあとは、女声が休憩している間に男声の「僧侶の合唱」、男声が休憩している間に女声の「シガレット・ガールズ」の練習をそれぞれ１０分くらいずつやりました。
　男声の「巡礼の合唱」も１回通しました。

　後半はイタリア宗教曲集をやりました。Dies sanctificatus 、Super Flumina Babilonis 、Heu mihi Domine 、Sicut cervus の順に通して今日の練習を終わりました。

　今日は淳一先生の練習の予定でしたが、都合がつかなくなったと連絡が入り、急遽私の練習になりました。オペラ合唱曲の暗譜を中心に、練習に集まった人数など様子を見てコンポジションなども練習してくださいとのことでした。
　最初のうち Bas. がいなかったので、３声でも何とか格好のつく「ヘブライ人の合唱」から始めました。曲をいくつかの部分に区切って繰り返し歌い、最初は楽譜を見てもだんだんに楽譜を離して歌うようにするという練習をしました。繰り返して歌う中で、歌詞が覚えられたら次第に表情記号など楽譜に書いてあることはできるだけやるように言いました。また、前回までの練習で淳一先生に言われていた注意も確認して、それにも気をつけて歌うように言いました。
　次に「アンヴィル・コーラス」の練習をしました。これも「ヘブライ人の合唱」と同じように、区切って繰り返し歌っていくうちに楽譜を見ないで歌えるようにする練習をしました。だいたい同じ部分を３回繰り返して歌い、４回目にはすっかり楽譜を離して歌うようにしました。
　「オレンジの花は香り」も同様に練習しました。

　休憩後はコンポジションの第４曲の練習をしました。１度通したあと、２４ページ Presto の部分の練習をしました。男声のa 、e 、h で始まる掛け声のアンサンブルが、いろいろな音を経過したあと、２７ページで同じ和音に戻れるように何度か練習しました。それに女声を重ね、ゆっくり目のテンポから次第に速くして練習しました。最後にもう一度通して今日の練習を終わりました。