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放課後日記

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2006年9月10日(日)
みやぎコーラルハーモニー第1回定期演奏会

 今日午後から、みやぎコーラルハーモニーの創立記念演奏会を聴いてきました。チケットは持っていなかったのですが、演奏曲目がモーツァルトのレクイエムだったし、その合唱団に知人がいるので、聴いてみようという気になり、当日券で入りました。会場の青年文化センター・コンサートホールは半分くらいの入りでした。
 みやぎコーラルハーモニーの音楽監督は宮教大の渡部勝彦先生で、今日の演奏会は、やはり先生が音楽監督を務めるエマイユ・フィルハーモニックがオーケストラ、合唱団の指導をしている相澤富美江、板橋 健の両氏がそれぞれソプラノとテノールのソリストでした。言ってみれば渡部先生の音楽をかなり忠実に具現化した演奏会だったわけです。
 ところが、まずプログラムを見てちょっと変だなあと思いました。合唱団の定期演奏会のはずなのに、第1ステージがバーバーの「弦楽のためのアダージョ」と、レスピーギの「リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲」というオーケストラだけの演奏なのです。
 また、レクイエムを歌うメンバーも、みやぎコーラルハーモニーだけでなく、あだたら混声合唱協会というエキストラ
が加わっていて、しかもそのエキストラの人数のほうがみやぎコーラルハーモニーの団員の人数より多いのです。
 私は、この二つのことだけでも、みやぎコーラルハーモニーの合唱団としての理念はどうなっているんだろう?と疑問に思いました。
 さて、肝心の演奏はどうだったかと言うと、全体に「健闘はしていたけれど、お客さんが聴いて楽しむというところまではまだちょっと遠いな」と感じました。まあ、初めての演奏会ですから技術的に未熟な点は多少目をつぶらなければならないかもしれません。
 問題は今後です。2回目の演奏会も今回と同じようにエキストラ頼みだったり、演奏が魅力的でなかったりしたら、お客さんは離れていってしまうのではないかと思いました。


2006年9月9日(土) その2
定期更新と追加

 いつも通りエッセイ「もの思いの放課後」を更新して、「わが青春の鹿峰荘F」をアップしました。それとともに「わが青春の鹿峰荘E」のところに「もの思いの合間に」と「もの思いの帰り道」を追加しました。どうぞお読みください。
 読者のみなさんにとって、私が学生時代にどんなアパートに暮らしていたか、どんな生活をしていたかなどあまり興味がないかもしれません。でも、一度書き始めたら、いろいろなエピソードが次々と思い出されて懐かしく、あれも書きたい、これも書きたいとFまで来てしまいました。申し訳ありませんが筆者の気が済む
までもう少し鹿峰荘の話題にお付き合いください。


2006年9月9日(土) その1
劇団四季ミュージカル「コーラスライン」
 今日、県民会館で劇団四季の「コーラスライン」を観てきました。「コーラスライン」の内容についてはブロードウェイの超有名ミュージカルだし、劇団四季の中心的レパートリーなので特に説明する必要はないと思います。
 私が劇団四季の舞台を見るのはこれで5作品6回目ですが、残念ながら今回の「コーラスライン」は、今まで見たストーリーのあるミュージカル(「ソング&ダンス」にはストーリーがない)の中で一番楽しめませんでした。「コーラスライン」は、オーディションで演出家の質問にダンサーたちが答えるという形で登場人物の内面を描き出していくストーリー展開なのですが、翻訳のせいか演出家ザックの質問の言葉も不自然だったり、唐突だったりするし、それに答えるダンサーたちの言うことも(これまた翻訳のせいか、あるいは舞台がニューヨークだということのせいか)なんか実感が湧かないようなところがあって、私は最後までドラマの世界に入り込むことが出来ませんでした。どうもこの「コーラスライン」という脚本と私とは波長が合わなかったようです。
 相変わらず劇団四季のダンスはすばらしいし、舞台の完成度も低くないとは思うのですが、私にとって今回のS席9000円はちょっと高いと感じるものになってしまいました。

2006年9月6日(水)
練習日誌(9月6日)

 今日は前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。淳一先生からは、メンバーの集まりが多少良くなくても、とにかくオペラの合唱曲の男声合唱・女声合唱の練習をしておいてくださいと言われていました。
 練習開始時に Bas. がいなかったのですが、今いるメンバーでできることをやっておこうと、最初から男声・女声
分かれての練習時間を取りました。男声は「僧侶の合唱」、女声は「糸紡ぎの合唱」の練習ということで約20分取りました。時間が来て集まると「糸紡ぎの合唱」「僧侶の合唱」の順に通しました。
 そのあと、また男声・女声に分かれての練習をしました。今度は男声が「巡礼の合唱」、女声が「シガレット・ガールズ」の練習ということで、やはり約20分取りました。集まって「シガレット・ガールズ」をゆっくりめのテンポでまず一度、普通のテンポでもう一度通しました。「巡礼の合唱」は小返しをしながら一度通しました。
 休憩のあとはコンポジションの第3曲をやりました。一度通したあと、16ページの3段目から17ページの2段目までの部分を練習しました。一つのパートごとに歌って、音は確かか、パート内で声が合っているかなどを確認しました。次に Sop. と Ten. 、Alt. と Bas. という組み合わせでアンサンブルを整えました。この時点で先生が到着しました。
 淳一先生の練習もコンポジションの第3曲で、曲の冒頭から17ページまでの練習でした。先生から言われた主な注意としては、
 15ページ下の段 Bas. のフレージングは、「ホウ ー ロリ」で一つ、「コノ ホウーホウ」で一つとなるように。
 15ページ下の段 Alt. は、2小節めの「コノ」まで抜かないで歌う。同じく4小節めの「ヤーヤー」は明るい声で。
 16ページ3段目 Bas. は2小節間しっかり歌い、3小節目からは Ten. とのアンサンブルを考えて少し控えめに。
 16ページ3段目 Ten. は、四分音符から次の三連符に向かって歌うように。などでした。


2006年9月4日(月)
練習日誌(9月4日)
 今日は淳一先生の練習でした。私は提出が差し迫った書類に取り組んでいたので、学校を出るのが7時半を過ぎてしまいました。1スタに着くとちょうど休憩になったところでした。前半はオペラの合唱曲のうち混声合唱の3曲と、イタリア宗教曲集から Angeli Archangeli をやったそうです。
 後半は、Super flumina Babilonis の練習から始まりました。この曲では、合唱団の並びを Sop. と Bas. が向かい合わせになるくらい丸くして、主に縦を合わせること、ほかのパートを聴いてアンサンブルすることに重点を置いた練習をしました。
 そのあとにコンポジションの第4曲の練習をしました。一度通したあと、Presto の部分を男声・女声に分けて、それぞれアンサンブルを整える練習・音を確認する練習をしてから全体で合わせました。
 次に22ページ2段目から Presto の前までの部分も同じように男声、女声で音の確認・アンサンブルを整える練習をしたあと全体で合わせました。最後にダルセーニョ以降を通して今日の練習を終わりました。

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