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放課後日記

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2006年10月1日(日)
息抜き

 今日も日中、学校に行って仕事をしてきました。もちろん昨日と同じ通信簿の仕事です。日曜日だというのに、私のほかにも学校に来ている同僚が10人近くいました。(みんな考えることは同じようです。)
 何とか通信簿の目途が立ったし、プログラムの原稿のことも気になったので、あまり遅くならないうちに帰ってきました。学校から帰ってきて、
ついさっきまで定演のプログラムの曲目解説を書いていました。やっと書き上げて今メールで送ったばかりです。これで一つ肩の荷が下りました。
 本当はこんな日記なんか書いてないで通信簿の続きをやればいいのでしょうが、ちょっと仕事から逃避したい気分です。(心の中で「気分転換も必要だ!」と言い訳がましく叫んでいます。)

 いつも Web上で日記やエッセイを書いているのだから、さぞかし文章を書くのが得意なんだろうと思われているかもしれませんが、私は文章を書くのが得意ではありません。少なくとも筆が速い方ではありません。今回のプログラムの曲目解説も、昨日と今日でトータル6時間くらいかかりました。筆が遅いのに文章表現の細かいところにこだわったりして、ますます時間がかかってしまいます。我ながらあきれますが、性格なので自分ではどうしようもないみたいです。

 さて、気分転換はこのくらいにして寝る前にもう一仕事がんばることにします。


2006年9月30日(土)
更新作業は後回し

 今日は土曜日で休日ですが、学校に行って仕事をしました。学期末評価、つまり通信簿を書くためです。私の学校では、来週月曜日が低学年、火曜日が中学年、水曜日が高学年の通信簿提出日になっています。この土・日が仕事の山場というわけです。

 ここ1〜2年、学校現場でも個人情報の取り扱いについてとても厳しくなりました。原則として個人情報は校外に持ち出さない、持ち出す場合は届出をして校長の許可を得るということになりました。個人情報のかたまりみたいな通信簿は、家に持ち帰って書くことがとても面倒になってしまいました。だから学校でやるしかないわけですが、先週は放課後に市小体陸上記録会の練習が入っていたので、なかなか仕事をする時間が取れませんでした。もともと切羽詰ってからでないと仕事をしない性質の私ですから、土・日にやるつもりで先週は手をつけないでいました。今日は午後から学校に出て仕事をしました。明日は朝から行ってやる予定です。
 じつは、もう一つ別の仕事もありました。仙唱の定演プログラムの曲目解説(イタリア宗教曲集について)です。これも確か9月末締め切りでお願いしますと言われていたような気がします。

 緊急を要する仕事が重なっているので、「放課後の音楽室」の更新はここ何日か出来そうにありません。申し訳ありませんがしばらくお待ちください。


2006年9月27日(水)
練習日誌(9月27日)

 今日、時間通りに到着すると練習会場の1スタには大きなセットが組まれており、合唱団が座る椅子を並べることもできない状態でした。ピアノも倉庫の奥にしまい込まれていて、スタジオに運び入れることは不可能のようでした。3スタに会場変更することも検討されましたが、1スタで作業をしていたスタッフにセットの一部を移動してもらって椅子を並べ、そのまま1スタで練習することになりました。ピアノも倉庫の奥から運び出し、スタジオの入り口のところまで持ってきて、かなり距離は離れているものの指揮者の見える位置に置きました。そんなこんなで30分ほど遅れての練習開始となりました。
 
 今日は淳一先生の練習でした。ピアノの石垣さんは8時ごろいらっしゃるということで、最初にコンポジションの第2曲から練習が始まりました。主な注意としては、
 10ページ上段2小節め、女声の「(ハ)ー(ウ)ヨー」は独立してうたうのではなく、前の「イーデャーラ」からつなげて歌う。
 10ページ下段2小節め、全パートの「デャー」は、クレッシェンドとともに音程もずり上がって行くように。
 11ページ上段2小節め、女声の「ドン」は、ただ何となく入るのではなく、狙いを定めてしっかりした声で歌い始めること。
 11ページ中段3小節め、男声「デン」が抜けた声にならないように。などがありました。

 続いてコンポジションの第3曲でしたが、この曲では、
 16ページ下段、Sop. と Ten. は「ハーノ ハーノ ハーイヤー」で、「ノ」から次の「ハ」に向かって、「イ」から次の「ヤ」に向かって(クレッシェンドするように)歌う。
 17ページ上段3小節め、全パートとも最後の八分音符に付いている歌詞(ア)がその前の「ハイヤー」からすっかり分離してしまわないように。
 19ページ中段1小節めの1拍め、Sop. 以外のパートは、その前のフェルマータのついた Sop. の音の音量を基準にして入るように。などの注意がありました。

 コンポジション第4曲では、22ページ中段〜下段にかけての「イヤー」の掛け声は、十六分音符と付点八分音符のリズムで歌うというのではなくて、「イヤー」と一言で言い切るように。という新しい指示がありました。

 休憩後は、石垣さんの伴奏でオペラの合唱曲を一通り歌ってみるという練習でした。(最初に書いたように、1スタのセットの関係でピアノと指揮者・合唱団との距離が離れていて細かい合わせがしづらい状況でした。)

 次回練習はオペラの合唱曲中心の練習になります。練習会場も市民会館に変更される予定ですので、ご注意ください。 


2006年9月25日(月)
練習日誌(9月25日)

 今日は淳一先生の練習でした。ピアニストの石垣さんもいらっしゃる予定でしたが、1スタのピアノが使えないということで、今日は急遽練習参加を見合わせていただきました。

 今日の練習は発声を兼ねて Heu mihi Domine から始まりました。1回通した後、淳一先生がおっしゃったのは、「ただ音符を音にするのではなく、どこをどう歌うか見通しを持って歌いましょう」ということでした。また、何度か繰り返して歌っている間に、「縦をそろえることは大事だけれど、そのために消極的にならないように」「何かしら自分で音楽をつくっていこうと思って歌ってください」ともおっしゃいました。
 つぎに Sicut cervus を練習しましたが、この曲も細かく部分を練習するというより、各パートにフレーズ感や音楽の流れていく方向性を感じ
るように働きかける練習でした。
 つぎに Super flumina Babilonis の練習をしましたが、この曲では具体的な指示がいくつか出ましたのでそれを記します。
 14小節1拍め、女声は歌詞の語尾( nis )が短くなったり、乱暴になったり、いい加減になったりしないように。
 14小節2拍め、男声は突っ込まないで、女声がブレスを取るのを待って落ち着いて入ること。
 20小節は18小節からのクレッシェンドの結果で f になっていること。
 21小節2拍め、Ten. は20小節の音量を引き継いで(その音だけ飛び出してしまわないように注意して)歌うこと。
 23小節、Alt. 以外の3パートは全音符の長さ分音を保って、消えてなくならないように。
 71小節、ディミヌエンドして行き着いた音量が mf なのであまり貧弱な音にならないこと。(ディミヌエンドし過ぎないように注意)などです。
 つぎの Angeli Archangeli では一回通したあとに、10分ほど男声・女声分かれての練習時間を取りました。

 休憩後、男声は淳一先生の指揮でコンポジション第1曲の練習をしました。女声はその間、別室で Ave Regina coelorum の練習をしていました。最後にコンポジション、Ave Regina coelorum を1回ずつ歌って今日の練習を終わりました。

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