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放課後日記

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2006年12月10日(日)
指揮者と指導者

 今日は岩沼第九の本番指揮・梅田先生の練習でした。梅田先生の練習はオーケストラ合わせ前に2回しかないのですが、その2回目、つまりの合唱稽古としては最後の練習でした。
 梅田先生は午後7時からの練習の30分ほど前にはいらっしゃって、6時50分にはもう練習を始めるという熱の入れようでした。合唱団も(合唱指導の私から見ても)一生懸命先生の要求に応えようとがんばって歌っていました。
 ところが、後半、前半にかなりしつこく練習してできるようになったはずの部分を合唱団ができなかったことに先生が怒ってしまいました。「前回の練習で出来るようになったことが、今回来てみたらまた元に戻っている。さっき出来たことが、また出来なくなっている。これではいくら練習しても意味がない。」ということでした。確かに先生が怒りたくなるのも分かります。私も何度も同じ気持ちを味わいました。ただ、本番指揮者はそうやって怒っても、合唱指導者がフォローすることが可能ですが、合唱指導者がそのように怒ってしまったらおしまいです。合唱指導は、音楽性はもちろんのこと、熱意と根気とをあわせ持っていないと務まらない仕事だなあとつくづく思います。
 でも、梅田先生が怒ったのも、もしかすると計算されたリハーサルテクニックの一つなのかもしれません。
(去年も梅田先生は4回あった練習の最後の回に怒って途中で帰り、それによって次のオーケストラ合わせが非常に緊張感のあるものになったという記憶があります。)まあ、それが許されるのもやはり本番指揮者だからでしょう。


2006年12月9日(土)
音楽準備室の整備

 先週の土・日は、HPのリニューアル作業をして音楽準備室を新装オープンさせましたが、今日は音楽準備室の資料ファイルの整備・拡充の作業をしました。
 今まで、資料ファイルには定演プログラムの曲目解説しか入っていませんでしたが、今回、映画評
とステージ評も加えました。映画評・ステージ評の一つ一つの資料は、新たに書き下ろしたのではなく、「放課後日記」の中に日記として書かれていた文章から映画評・ステージ評の部分だけ取り出して作成したものですが、映画評のページには写真も入って、見た目もきれいに仕上がりました。どうぞご覧になってみてください。


2006年12月6日(水)
練習を休みました

 今日は仙唱の定期練習日ですが、私は練習をお休みさせていただきました。風邪をひいたとか体調不良とかいうのではありません。じつは、私は明日学校で研究授業をやることになっていて、今日はその準備もあって何時までかかるか分からなかったのです。
 練習は後半淳一先生がいらっしゃることになっていたので、前半をアルト(もうソプラノ?)のSさんにお願いしておきました。予定では
「チカマツ」の続きか、「ラマンチャ」の第1曲の音取りをパート練習も取り入れて行う予定だったと思うのですが、実際はどうだったのでしょうか?
 どなたか私(を含め練習に出られなかった団員)のために練習内容を仙唱の MessageBoard かこちらの White board に書き込んでいただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。


2006年12月4日(月)
練習日誌(12月4日)

 今日は前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。先生からのメールで「チカマツ」の続きと「ラマンチャ〜」の新曲の音取りをやっていてくださいとのことだったので、まずは「ラプソディー・イン・チカマツ」の続きから練習することにしました。
 前回の練習で練習番号6まではいちおう音取りが終わっているので、練習番号7・8から取り掛かりました。
 まず、全員でリズム読みをしました。この部分は八分音符を一拍として書かれており、しかも拍子が途中で何度も変わっていて楽譜が読みにくいので、リズム読みの練習をかなり時間をかけてやりました。
 11ページ中段の4小節目、それまで八分音符一拍だったのが急に四分音符一拍に変わりますが、そこは八分音符の音価を同じにして(八分の3拍子→四分の2拍子ですが、八分の3拍子→八分の4拍子として)練習しました。(淳一先生がいらっしゃって練習したときも何もおっしゃらなかったので、それで良いようです。)
 パート練習をしようにもSop. と Bas. が少なく、パート練習が成立しないので、全体練習の中でパートごとに音を取っていきました。曲を少しずつ区切って、区切った部分を全パート音取りしたらアンサンブル練習をするというようにして進みました。前半は練習番号9の手前まで進みました。

 休憩後、練習番号9の部分の練習に入らないで、冒頭に戻って今日練習したところまで通してみました。その続きとして練習番号9の部分を初見で通してみました。ちょうど歌い終わったところで先生が到着しました。

 先生の練習でも、もう一度、冒頭から練習番号10の手前まで通しました。それからまた冒頭に戻って、今度は先生が各パートの音や、バランスなどを確かめながら同じところ(練習番号10の手前)まで練習しました。

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