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放課後日記

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2006年4月30日(日)
マイナー・チェンジ

 今日、「放課後の音楽室」に新しいページが加わりました。「もの思いの合間に」という名前のページです。このページを作った趣旨は、エッセイ本編の内容を膨らます資料的な読み物を載せることにあります。
 それじゃあ、以前からあった「もの思いの帰り道」(エッセイ本編へのコメントだったり、後日譚だったり、あるいは発展的なエッセイだったりするページ)とはどこがどう違うの?と質問されそうですね。私としても明確な線引きがあるわけではないのですが、本編エッセイと継続性が強いものが「〜帰り道」、本編エッセイの資料的なもの、継続性と言うより並行性が強いものが「〜合間に」というふうに考えています。
 「もの思いの合間に」は、独立した読み物としてもけっこう面白いと思いますので、お時間があるときに覗いてみてください。いまのところ、音楽 一期一会のフォーレ「レクイエム」のところにだけしかありませんが、随時増やしていく予定です。どうぞお楽しみに。(増やしたときはその都度お知らせします。)

 今まで「もの思いの帰り道」の存在を知らなかった方もこれを機会に読んでみて下さい。「もの思いの帰り道」はピアノの名曲と、ロ短調ミサ曲のところについています。


2006年4月28日(金)
春の遠足

 今日は私の勤める小学校の春の遠足でした。朝から好天に恵まれ、風は多少吹いているものの日差しの暖かな遠足日和となりました。
 朝、通勤の自家用車で通学途中の子どもたちを追い越しているのですが、今日はみんなランドセルの代わりにリュックサックと水筒を背負い(リュックサックにはまるで今日の遠足への期待が詰まっているようにうきうきした足取りで)学校へ向かって歩いていました。そんな子どもたちの姿を見たら、晴れて本当に良かったなあと感じました。雨が降っても風が強くてもそれなりに思い出にはなるのですが、やはり青空の下の遠足は楽しさも格別なものです。そういった意味で、今日の遠足は、子どもたちの遠足の思い出の中でも特にすばらしい思い出となるものだったのではないかと思います。

 1〜4年生は遠足でしたが、5・6年生は普通授業でした。5年生は野外活動、6年生は修学旅行があるので遠足に行かないという、そう言われてみれば納得は出来るものの、なんかしみったれた、こじつけっぽい理由からです。春の天気のいい一日、高学年とはいっても、やっぱり遠足には行きたいだろうなあと思い、授業時数に余裕がないため遠足がなくなってしまった高学年が何となく可愛そうに思えました。今日一日遠足に行かないで授業したからと言って、それがどのくらいその子の小学校生活のプラスになるのか?と考えると首を傾げたくなります。
 現在、仙台市内では5・6年生は遠足に行かないのが当たり前になっていますが、今日一日の授業は遠足に匹敵するようなその子の一生に残るものだったのでしょうか。


2006年4月27日(木)
8000番突破!

 今日、放課後の音楽室のカウンターが8000番を突破しました。昨夜(と言っても零時を過ぎていたので、日付は今日ですが)私が寝る前に見たときは7998番でした。White board の書き込みによると、i-papa さんが朝7時過ぎ頃にアクセスして8003番だったということなので、8000番到達は今朝かなり早い時間だったようです。今回も残念ながら8000番の方の記念書き込みがなく、どなただったか分からずじまいになりそうです。
 7000番到達が3月1日だったので、今回は57日間で1000人(1日平均17〜18人)のペースでした。定期演奏会直後に比べると、かなり1日の平均アクセス者数は少なくなりましたが、それでもずいぶんたくさんの方が読んでくださっていることが分かります。これを励みに、これからもコンスタントに更新をしていきたいと思います。


2006年4月26日(水)
練習日誌(4月26日)

 今日は前半が私の練習、後半が淳一先生の練習でした。10分ほど遅れて3スタに入ると、Y野さんの声がけでパレストリーナの Dies sanctificatus を歌おうというところでしたので(合唱祭で歌うことに決まっている曲ということもあり)発声も兼ねて3回通しました。
 その後さっそく2006(この前も断りましたが、今後、単に「天の船」と書いた場合は前の定期演奏会で歌った部分のこと、2006と書いた場合は今回新しく加わった部分のことを表します。)の練習に入りました。伸びやかに声が出せる後ろの部分から練習を始めました。68小節以降を2パートずつ組み合わせを変えてお互いに聴き合いアンサンブルに注意しながら歌いました。その後全パートで、音符ではなく言葉のかたまりを意識して歌うことに重点を置いて何度か練習しました。
 次に少し戻って44小節から67小節までの部分を練習しました。ここではまず、ピアノの間奏から Alt.が歌いだしの音を取る練習をしました。その後、前回の練習で変わった点(下の4月24日の練習日誌参照のこと)を中心に練習しました。
 また戻って冒頭から43小節までの練習をしました。ここでもまず、ピアノの前奏から Alt.が歌いだしの音を取る練習、歌いだしのテンポをそろえる練習をしました。その後、この部分でも今までの注意を確認して、注意されたことを具現化できるように練習しました。
 前半の最後は、天の船の冒頭から25小節までの部分で前回注意されたことを確認し、一度歌ってみて休憩に入りました。
 後半の淳一先生の練習は、天の船の13〜55小節を中心にやりました。特に22小節から4小節間は1パートずつ音程やクレッシェンド・ディミヌエンドのかけ具合などを確認したりして時間をかけて復習しました。
 28〜55小節の部分では楽譜から目を離し、聴き合って歌う練習をしました。楽譜にかじりついているとどうしても反応が鈍くなりテンポも弛んでくるので、楽譜から目を離せるように暗譜を心がけてくださいと言われました。
 天の船を一通り最後まで歌って今日の練習を終わりました。


2006年4月25日(火)
普通の日記(4月25日)&練習日誌(4月24日)

 昨夜は練習から帰ると、練習日誌を書く気力もなく寝てしまいました。それで、昨日の分の練習日誌を書かなくちゃならないし、今日は早く帰宅しようと思っていたのですが、けっきょく9時過ぎになってしまいました。
 今日は5時半ころまで職員会議だったので、仕事はその後から始まりました。まず、今日行われた「1年生を迎える会」の会場装飾の撤去をして、その後に書類を一つ作って、昨日と今日の分の週案を書いて、「1年生を迎える会」で撮ったデジカメの写真データを整理して、学校ホームページの学年のページの更新をして・・・ 気がついたらもう9時でした。
 ホームページ更新は必ずしも今日やらなければならない仕事ではないのですが、「1年生を迎える会」についての記事で、ニュースソースの鮮度が落ちるとつまらないので、どうしても今日やっておきたかったのです。
 なんだか最近、仙唱の練習に行く日が一番早く学校を出る日というような状態になっています。連休前とか、連休明けが締め切りという文書がやたらに多いので、しばらくこのような状態は続きそうです。
 おっと、なんだか愚痴っぽくなってきたので、そろそろ練習日誌に移りましょう。

 24日(月)は淳一先生の練習でした。ピアニストも来て、3スタでの練習でした。私はちょっと遅れて7時半ころ着きました。天の船(2006でない方)の最初の部分の練習中でした。この曲を一通り最後まで復習したところで作曲者の宮城純一先生がいらっしゃいました。

 では、24日の練習で新たに加わった指示や注意を中心に記します。(今後、単に「天の船」と書いた場合は前の定期演奏会で歌った部分のこと、2006と書いた場合は今回新しく加わった部分のことを表します。)
 天の船 4小節〜 6小節〜 女声のデュエットではSop.が、男声のデュエットではTen.が主役になるように。8〜10小節 全パート消極的にならずに前へ(テンポ的に弛まないように)。21〜25小節 全パート上昇して消えていくようなイメージで、声が重くならないように。136〜158小節では他のいろいろな部分で注意されたことですが、音符を均等に並べないで言葉として歌うように言われました。
 2006の方の53小節、63小節のSop.は、Ten.のメロディーを受ける形で強すぎず。57小節のTen.も同様に。5〜6ページの「しつげん」の「し」はすべて有声音で歌うことに変更。最後のリタルダンドの位置を89小節ではなく、88小節に変更。などです。
 本番が近づき、この練習日誌の文字では伝えられない細かいニュアンスが大切になってきています。みなさんぜひ練習に参加してください。

 次回練習も天の船および2006の練習が中心になります。

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