今日は私の勤める小学校の春の遠足でした。朝から好天に恵まれ、風は多少吹いているものの日差しの暖かな遠足日和となりました。
朝、通勤の自家用車で通学途中の子どもたちを追い越しているのですが、今日はみんなランドセルの代わりにリュックサックと水筒を背負い(リュックサックにはまるで今日の遠足への期待が詰まっているようにうきうきした足取りで)学校へ向かって歩いていました。そんな子どもたちの姿を見たら、晴れて本当に良かったなあと感じました。雨が降っても風が強くてもそれなりに思い出にはなるのですが、やはり青空の下の遠足は楽しさも格別なものです。そういった意味で、今日の遠足は、子どもたちの遠足の思い出の中でも特にすばらしい思い出となるものだったのではないかと思います。
1〜4年生は遠足でしたが、5・6年生は普通授業でした。5年生は野外活動、6年生は修学旅行があるので遠足に行かないという、そう言われてみれば納得は出来るものの、なんかしみったれた、こじつけっぽい理由からです。春の天気のいい一日、高学年とはいっても、やっぱり遠足には行きたいだろうなあと思い、授業時数に余裕がないため遠足がなくなってしまった高学年が何となく可愛そうに思えました。今日一日遠足に行かないで授業したからと言って、それがどのくらいその子の小学校生活のプラスになるのか?と考えると首を傾げたくなります。
現在、仙台市内では5・6年生は遠足に行かないのが当たり前になっていますが、今日一日の授業は遠足に匹敵するようなその子の一生に残るものだったのでしょうか。
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